詰め替えフィルムのパトローネ

環境問題に配慮して止めていたフィルム現像を再開。シルバーグレイン社の薬品は毒素が低いので、家庭で利用しても良いと勧められたからだ。未現像のフィルムがブローニを4本現像。数年ぶりなので、メモを確認しながらの現像だった。

フィルム現像ができるようになったので、冷凍庫に保存中のKodakの100f長巻を、パトローネに詰め替え。

詰替え用パトローネ購入はプラスティックのものもあるが、どうも頼りなくて金属のものが好きだ。カメラもパトローネも金属が良い。昔、スキーメーカーの仕事をした時に、スキーブーツは全部プラスティックでも強度的には問題ないが、レーサーが極限のスピードですべる時に、プラスティックだと思いきり踏み込めないといけないので、競技レーサー用のスキーブーツだけは金属で補強してあると聞いた。単純に、金属を強度のためではなくて精神的な安心感のために使っているというのだ。それと同じでプラスティックのパトローネだと光が洩るような気がする。実質ではなく、あくまでも感覚。人間はこういう感覚で生きているのだな。

でも実際は金属であるが故に変形してしまったりして、本当はプラスティックの方が良いのかもしれない。それから、パトローネの口のテレンプと言うビロード状の部分が痛んでくるので、これが問題だから、金属かプラスティックかはあまり問題ではない。

Kodak長巻用の34mのフィルムは前は4,500円ほどで売られていた。これで36枚が19から20本作れるので価格的には普通のフィルムに比べて安かった。しかし、Kodakはすでに長巻から撤退。今は、イルフォードやケントメアの長巻が12,000円から16,000円ほど。ずいぶん高くなった。

この長巻も、シルバーグレイン社の薬品を知るまでは使えなかった。自分で巻いたフィルムは、現像をしてくれるところがないからだ。シルバーグレイン社の薬品を使うことでようやく長巻の消化に入ることができる。値上げの前に購入して、まだ3箱もあるからだ。

ところで、パトローネは、ドイツ語らしいが、アメリカから買う時にはカートリッジcartridgeで注文している。でもフィルムの容器をカートリッジというのはどうも座りが悪く、パトローネ以外にはありえない。言葉というのは慣れが大事で簡単には換えられない。小型カメラはライカが発明して、正確にいうと当時の「ライツ」で働いていたオスカー・バルナックさんが発明して、きっと用語はドイツ語が多いのだろうと思う。テレンプもきっとドイツ語なのだろうな。