Amazonのリアルなディスカウントストア

Amazonがリアルな店舗のディスカウントストアの展開を計画中という。Amazonと言えばオンラインショッピングの世界の巨人だが、リアルの店舗展開も行っている。

2017年には、シアトルでAmazon Booksのリアル店舗を出店しその後、全米各地に出店を続け、現時点では開店予定も含めて19店舗となっている。

Amazon Goは、レジのないコンビニエンスストアで、Amazonのアプリをダウンロードしていれば、店内カメラによる画像認識やその他のセンサーで支払いを済ませるので、レジに並んでお金を払う必要は無い。こちらは2018年に開店して、今はシアトル、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨークの4都市で26店舗を運営している。

Amazon 4-Starは、Amazonで4つ星以上の高評価を獲得した商品などを販売するリアル店舗で2018年にニューヨークに開店した。

これらを含めて、現時点では96の店舗と7つのショッピングモールでのポップアップストアを営業している。

さらに、Amazonのブランドではないが、2017年に買収したWhole Foods Marketは500の店舗を展開している。このようにオンラインショッピングの会社ではあるが、すでにリアルでのリテールにも取り組んでいる。

今回は、ディスカウントストアである。扱うのは主に電気製品や家庭用品と言うことだが、Amazonの倉庫には売れ残りや売れるのが遅い商品がたくさん残っているだろうから、これをさばくのが目的だと思われる。ただ、すでにオンラインでもAmazon Warehouseと言う形でディスカウント商品の販売をオンラインで行っているから、単に売れ残りを売りたいと言うことではなく、リアルの店舗を展開することが目的なのだと思われる。

Amazonは、最初は書籍のオンライン販売から始まっているが、既にあらゆるものを売っている。Amazon Freshの展開では生鮮食料品まで扱っているので、売っていないもの方が少ないとも言える。さらに物品の販売だけではなく、Amazon Prime VideoやAmazon Musicと言う形でエンターテイメントのサービスも行っている。

独自商品としても、家庭内のインターネット機器として、スマートスピーカーやwifi接続機器、電子書籍のKindleとハードウエアにも進出している。

一番すごいのは、Amazon Web Service(AWS)だ。インターネットのビジネスを立ち上げる際には、最も基本的なサービスとして多くの企業が採用する業界の基本となっている。これも自社が利用しているサーバーなどの施設やシステムを他社に販売するところから始まった。今ではIaas型クラウドサービスでは45%のシェアを持つインターネットサービスのトップ企業でもある。

個人的にも、書籍のほとんどはAmazonで購入して、AmazonのKindleで本を読みAmazon Prime VideoとAmazon Musicを日ごろから常用している。家でも、Alexiaに天気を聞いている。日本にはまだないので、リアルの店舗には行ったことがないが、近いうちに日本にも進出してAmazonのリアルの店舗で買い物をしていることになるのだろう。