Twitterが新しいプライバシー機能を追加

Twitterは、日本での月間アクティブユーザ数は4,500万人で、LINEに次いで2番目に多くのユーザを持つソーシャルメディアである。ユーザの年齢は、Instagramと同じように、10代・20代が多く、年代が上がるにつれて減少する。といっても30代の50% 、40代・50代でも40%前後のユーザがいる。Facebookと比べると若いユーザーのソーシャルメディアだが、特に若者だけということでもない。

世界で見ると、月間アクティブユーザは3億3000万人おり、やはり大きなソーシャルメディアだ。しかし2010年のサービス開始以来、毎年ユーザ数を急速に拡大したが、2015年に3億人を超えて以降は、その成長は鈍化して、やや横ばいと言っても良い。

Twitterは9月から新しく、プライバシーの機能を追加する。これは、今の流れのプライバシー保護が目的と言うよりも、ユーザのプライバシーを意識させて、もっとTweetを自由に行うような仕組みの導入を考えていると言うことだ。

そのプライバシーの機能は、ユーザが自分のプライバシーをわかりやすい形で、設定できる。

まず、特定のTweetがパブリックかプライベートに設定されているかどうかが、すぐにわかる機能。これは9月から追加される。もちろん、今までも深い層の設定の中でこれができたわけだがTweetごとにすぐわかる方が便利なので、なかった方がおかしい。

次の機能は、古いTweetがいつまでも残っていないように期限が設定できること。本人はアーカイブとしていつまでも見られるが、公開されている日にちを、30日、60日、90日、1年と設定できる。この機能によって、過去のTweetで将来、就職や進学その他のことで問題が起こらないようにできる。ネットに永遠に残ると考えるとTweet をためらうこともあるからだ。この消えていく投稿は、SnapchatやInstagram・Facebookでも人気がある。ずっと残らない方が安心してその時の感情で投稿できると言うことだろう。

さらに、フォロワーを削除する機能も追加される。今までできていたのは誰かをブロックする機能だけで、フォロワーの削除ができなかった。この機能が追加されると。自分のTwitterの世界がより快適になるだろう。

それから、ユーザが「いいね」したTweetを表示しなくなる機能。また表示する際には、表示できる相手をフォロワーだけ、特定のグループだけと言うように設定できる。これも、他でも採用されている機能で重要だ。

さらに、Twitter上の何かの会話に参加していて、途中から、そのスレッドの中の自分のTweetだけを削除できる機能。これも、あったら便利な機能だ。

Twitterの狙いは、この新しいプライバシー設定が、自分で簡単に自由にできることで、もっとTweetしてもらいたいと言うことだ。

ソーシャルメディアのビジネスモデルは、プラットフォームを用意して、ユーザがコンテンツを増やせば増やすほど、広告収入が上がる仕組みになっている。だからユーザが安心して投稿できるような仕組みや環境を作るのが望ましい。その意味でサービス開始から10年経ってやっとTwitterもそれを意識し始めたと言うことなのだろうか。