World Wide WebのNFTが約6億円

アートなどをブロックチェーンの技術のNFTをつかって保証して売るブームは、このところ一段落したように言われていた。しかし、World Wide Webの最初のコードのNFTが5,400万ドル(約6億円)で売れたそうだ。

ティム・バーナーズ=リーが、1989年にWorld Wide Webを発明したときのコードだ。

確かに、World Wide Webの発明は人類の歴史を変えたものである。これがなければ、今のインターネットは存在しないし、多くのサービスや産業も生まれなかった。人によっては、グーテンベルグの活字印刷技術の発明と比較する人がいるが、我々の生活への影響を考えるとそれ以上と言ってよい。

販売されたのは、オリジナルの作成時刻を含むソースコード、アニメ化されたデータ、開発者のティム・バーナーズ=リーによるコードについて書かれたレターなどだ。

これらのコードは、長い間パブリックドメインで誰でも手に入れられるものだったが、NFTにより、最初の唯一のファイルとして保証されることで、販売されることになった。

人類の歴史を変える最初の一歩の遺産と考えれば540億ドルは安いとも言える。少なくとも今までに売れたBeepleや、飛ぶ猫のアニメーションと比べれば圧倒的な価値がある。NFTの市場が今後残るのであれば、その価値はさらに高まるだろう

NFTのし上は、ピークを迎えて、少し落ち着いてきていた。5月の初めに1週間のNFT市場の販売額は1億7600万ドルに達していたが、5月の後半には1,920万ドルまで減少していた。有り得ないような減少である。1ヵ月の間にこのような変化が起こったので、1時的なブームとみられていたが、今回のWorld Wide Webのコードの販売により、またその価値が見直されるのかもしれない。