ワクチン・パスポートとスマホの普及

日本では、まだこれからだが、いくつかの国ではワクチンの接種が始まっている。イスラエルが、かなり進んでいると言う報道がされていたが、イスラエルは人口800万人程度の国なので早いのは、そう驚く事でもない。

アメリカで、2月6日現在で、2回受けた人が2.5%、少なくとも1回受けた人が9.1%と言うことだ。まだ、人口の1割にも言っていない。こういうことを考えると、日本のワクチン接種の完了は、秋ぐらいまでかかるんだろうか。

ワクチンの接種が完了すると、様々なことが可能になる。マスクを着用して、三密を避けると言うような事は変わらないかもしれないが、ワクチンを受けた人はイベントなどにも参加できるようになるだろう。

それで話題になっているのが、ワクチン・パスポートだ。ワクチンを受けたことの証明書だ。それは、国内旅行や海外旅行の際に飛行機などに搭乗する際に提示を求められるようになるだろう。

デンマーク政府は、3ヶ月か4ヶ月以内に、デジタルのワクチン・パスポートを実用化すると発表している。国際航空運送協会が、デジタルパスポートを開発して、エティハド航空とエミレーツ航空がこの数週間以内に使用開始するということだ。

このデジタル・パスポートだが、スマートフォンのアプリか、ウォレットの機能を利用してすることになるのだろうが、世界中にはスマートフォンを持たない人もいるので、その人の対応どうするかということも考慮しなければいけない。日本国内でも全員がスマートフォンを持っているわけではない。

どのようにワクチン接種を証明するかと言うことを考えなければいけない。

ワクチンがの接種が完了した後は、できるだけ早く日常生活を取り戻して、経済を再活性しなければいけない。その際にワクチンの接種済証明は重要だ。旅行はもちろん、イベント参加、商業施設・飲食店入店等の際に提示を求められると言うことになる。

1人残らず全員が対象なので、スマートフォンを持たない人の対策をどうするか。紙のワクチン・パスポートを発行してスマートフォンを持たない人のために提供すると言う方法も考えなければならない。ただし、紙のパスポートだと人間による確認が必要になり、手間がかかる。

格安の機能を限定したスマートフォンを開発する手もある。それに対応した、通信会社の料金も設定が必要だ。

施設側の手間もそうだが、個人の側でも日常生活でスーパーに行ったり、コンビニに入ったりする際に、人を呼んで、紙のワクチン・パスポートを毎回確認するというようなことが面倒だから、スマートフォンを持とうかという事になりそうだ。政府や通信会社が対応すれば、結果としてスマートフォンの普及率は今よりも上がると考えられる。