ズミルックス(Summilux)50mm第二世代

ライカレンズのズミルックス(Summilux)とズミクロン(Summicron)どちらも35ミリと55ミリを持っている。ズミルックス35mmとズミクロン35mmが、第一世代で、どちらの50mmも第二世代のレンズだ。ズミルックス35mmの第一世代は、特別なレンズだし、ズミクロン35mmは8枚玉にこだわったからだ。

ズミルックスは、よく使うが、ズミクロンを持ち出した覚えがあまりない。単純に好みの問題なのだが、夕方や夜の写真が好きなのでやはり1段の違いは大きい気がしている。今使っているM-PはISOを6400まで設定できるが、1600までしか使っていない。だからやはり1段の違いは大きい。

M10のISOはどこまで実用?

これがM10だと50,000まで設定できるようだし、実用可能性がどの程度か分からないが、少なくとも私のM-Pよりも数段分あげられるはずだ。とは言え、f1.4のズミルックスが好きだから使っているので、ISOが大幅に上げられるとからといって、ズミクロンを使うとも思えない。だんだん持っているだけ、無駄なような気もしてくるが、これも悪い癖で、手持ちのコレクションを減らしたくない。

先日銀座のライカショップにセンサーのクリーニングに行った際に、M10を触らしてもらったら、ボディーの厚みが薄くなっている事を実感して、シャッターの音に魅せられた。M-Pは動画も撮れるが、そもそもほとんど使ったことがないので、動画はM10の欠点にはならない。ボディーの厚みはノクチルクスを使う時には、今のM-Pの方が安定が良さそうだ。なので厚みの方はどちらでも良いのだが、やはりシャッターの音に心惹かれる。M10になってさらに上品になった感じだ。

Summiluxは柔らかい写り

ほとんど使っていない何本かのレンズをドナドナしてM10を手に入れると言う可能性もあるが、M-P に十分満足しているので、今のところまだ踏み切れない。話が脱線したが、昔はライカレンズと言えばズミクロンと言うイメージがあったが、私にはf 1.4のズミルックスの方がしっくりくる。その理由は明確には言えないのだが、なんとなく柔らかくて、繊細な画が取れるような気がする。それは単にオールドオールドレンズで解像度が低いだけなのかもしれない。いずれにせよ仕事で写真を撮るわけではないので、自分が気持ち良いレンズを使うのが1番良い。

最長の製造期間

1969年 – 1991年 と22年間という長期にわたって製造・販売された。これだけの期間、新モデルが出なかったレンズは少ない。それだけ当時から完成度が高く、欠点が少ないと評価されたのだろう。実際に、35mm第1世代に比べるとシャープな写りをする。50mmの第1世代は、1959年から1961年までの2年間しか製造されていない。Type1と呼ばれるこのモデルは、使ったことがないのでよく分からないが、レンズ構成を変更して、第2世代に取って代わられている。ファンは、この第1世代を「貴婦人」と呼ぶようだが、第2世代もレンズ構成が変わっただけで鏡胴のデザインは同じである。貴婦人の衣装だけもらったというか。シルバーとブラックペイントが造られていて、手持ちのものはブラックペイント。中古市場では、ブラックペイントをよく見かけるので製造本数も多いのだろう。

常用に最適

シャープで収差の少ない写りをするので、安心感がある。背景にもよるがボケもうるさくはなく、それにより立体感も得られる。また大口径でも小型なので、50mmが常用となった今では一番使う頻度が高い。

上の写真は、下北沢での夕方の写真。M-Pを使って開放で撮っている。