花粉症と地球温暖化

新型コロナウィルス騒ぎの中でも、くしゃみが出るようになって、今年も花粉症が始まっていることに気がついた。この時期に、くしゃみを人前ですると、きまりが悪い。

長い間、花粉症に苦しんでいる。それで、かなり前から、積極的に乳酸菌を食べるようにしている。最近は、かなり花粉症が軽減してきたような気がする。気をつけて食べているのは、ヨーグルト、漬物、キムチ、納豆、味噌といった発酵食品だ。これが、どの程度花粉症に効果があるのかわからないが、積極的に食べるようになって以来、鼻づまりやくしゃみで、夜眠れないと言う事はなくなった。ただし、食生活と関係あるのかどうかはよくわからない。

今年は、外に出るときは必ずマスクをしているので、花粉を吸い込む可能性は少ないから、私だけではなく、花粉症に苦しんでいる人はみんな症状は軽いかもしれない。

米国科学アカデミーが発表したところによると、地球の温暖化と二酸化炭素の濃度が上がったことが花粉症の期間を長くし、飛ぶ花粉症の量も増やしているということだ。

1990年に比べると、花粉症のシーズンは20日間も早くなり、飛ぶ花粉の量も21%増えていると言うことだ。この研究は北米を対象としているが、同じ北半球の国であまり違いは無いとも思う。

さらに、この調査は、花粉症シーズンの悪化について、地球の温暖化が与える影響について、花粉症シーズンの長期化については、半分、花粉の増加については8%の責任があると結論づけている。地球の温暖化を止めることが、花粉症にも良い効果があるとわかると、積極的に行動する人が増えるのではと考える。

1990年代の初めにアメリカにいた時は、花粉症のことをあまり感じなかった。飛んでいる花粉の種類が違うのかもしれない。以前受けた調査によると、私のアレルギーはスギ花粉なのでアメリカにいるときにはスギ花粉が少なく症状が出なかったようだ。しかし、アメリカでも他の花粉で苦しんでいる人は多い。

マスクをして道を行き交う人を行きかう人を見たり、テレビに出てくる日本やアメリカの政治家のマスク姿を見るにつけ、子供の頃に見たSFで、人類がヘルメットをかぶって生活しなければいけないような、環境の悪化の未来予想を思い出させる。その時のイメージは、工業化による煤煙などによる大気汚染だが、我々が経験しているのは感染症引き起こすウィルスとアレルギーを引き起こす花粉の増加と言うことになる。

これが、今後も悪化するのであれば、今マスクをしている私たちは、そのうちに酸素吸入器のようなマスクをつけて歩くようになるのかもしれない。子供の頃のSFの悪夢の現実化だ。

そうならない未来のためには、地球の温暖化を止めるか止めるための対策や、ウィルスや細菌に強い体を作るための自然回帰と言うようなことを考えなければならない。少なくとも、今のままでは未来はない。