デジタルの罠

今年の11月11日はポッキーの日ではなく、Leica M11の発表の日のはずだった。しかし最近のネット上の噂によれば2022年の初めまで延期されることになったようだ。個人的には、そろそろ新しい機種をと考えて待っているのだが、もう少し先になるようだ。延期の理由は、世界的な半導体不足や製品の配送状況の不確実さとされている。確かに自動車を始め、各種製品が半導体不足で生産できないと言う状況になっている。それから、発売の際には世界各国の市場にある程度の数の製品が行き渡る必要があるだろうから、延期したと言うことかもしれない。

すでに、しばらく前から、ネット上に出回っているリークの画像と言うものが本物かどうかわからないが、製品としてはとっくの昔に出来上がっているのだろう。

早くから噂になっているライカM11の仕様は、ライカMに特徴的なベースプレートがないこと。これは個人的には、便利なようで何となく不安も残る。ベースプレートがあることで本体が守られている感じがするからだ。それに、フィルム時代から、ベースプレートがあることに慣れているので、新しい形式がしっくりくるだろうか。

噂で確定的でないのは、その撮影センサーの解像度だ。5,000万画素とか3,600万画素の噂があり、可変可能な解像度を持つセンサーになると言う噂まで出ている。どれが本当なのかよくわからない。少なくとも、可変式はやめてもらいたい。常に1番高い画素数で撮影するのは目に見えているので意味がないからだ。

それから5,000万画素も個人的には必要ない。すでに現在の2,400万画素でもファイルが大きくて、保存にも苦労する。それが倍になるとその手間は大変だし、確実に今のPCを買い替えなければいけない。

M11の発売が2022年の初めだとすると、M11-Pの発売は、今までの例からすると2023年の夏以降になる。やはり軍艦部にロゴが入ったモデルが欲しいのでM11-Pまで待つとすると、もうしばらく貯金の時間ができることになる。

それに今使っている240のM-Pの写りに不満があるわけではないし、仮に新機種を加えたとしても、今使っているM-Pを手放すつもりはない。そろそろ新しい機種が欲しいというのは、デジタルカメラになってからの気分だ。フィルム時代なら、そんなことはなかった。50年前のカメラでも新鮮な気持ちで使っていた。それが、デジタルになると、電気製品や自動車のように、そろそろ買い替えかというモードになってしまう。今のカメラで十分と思えば使い続ければ良いものだが、新製品というと気持ちが動いてしまう。困ったものだ。

だが、そんなことより、コロナのために、撮影に出かけられなかった時間のロスが大きい。そろそろ落ち着いてきたので、カメラを持って撮影に出かけたいと思うが、急に冬の寒さがやってきて出かけるのが億劫になる。なんとも間が悪いものだ。