スポーツとオンラインストリーミングの関係

去就が注目されていたリオネル・メッシは、13歳から所属したFCバルセロナを離れて、パリサンジェルマンに入団することを発表した。

この契約後に、メッシとインタビューしたのはテレビ局や新聞社ではなくAmazonのeスポーツなどの中継をしているTwichと、そこでチャネルを持っているスペインのインフルエンサーだった。このTwichでのメッシのインタビューは31万7,000人が視聴した最も話題になっているメッシの移籍のインタビューをテレビ局や新聞社ではなく、ストリーミングサービスがすると言うのは時代を反映している。

スポーツにおいても、オンラインストリーミングが重要になっている。日本においても、スポーツはスカパーやWowowだけでなく、DAZNが重要なプラットフォームになっている。

昨年来、コロナウィルスにより会場での観戦が制限されてきた。仕方なく、多くのファンはテレビやオンラインストリーミングで試合を楽しんできた。コロナ収束後も、この影響が残ると予想されている。つまり、テレビやストリーミングサービスで試合を楽しむと言うことが、ライブ観戦に比べてもある程度は楽しいと言うことがわかったからだ。

調査会社のGWIが行った調査によれば、スポーツを今後、会場で観戦したいと言う希望している人は50%程度だった。この数字を見ると、コロナウィルス感染症が収束しても、会場に観客は今まで通りに戻っては来ない可能性が高いと言うことだ。同じ調査によればテレビ放送とオンラインストリーミングで、どちらでスポーツを観戦するかと言う質問にはアジア・パシフィックは、テレビとオンラインストリーミングが拮抗している。その他の地域でも、オンラインストリーミングがテレビに比べて少ないが、上昇している。今までの常識では、スポーツ団体はテレビ局と契約をすると言うことが当たり前だった。しかし今後これも変わってくるかもしれない。ライブの観客が少ないとすれば、その収入の落ち込みを埋めるためにスポーツ団体はオンラインストリーミングで有料の視聴者の獲得動き出すことが予想される。

その文脈で考えると今回のTwichでのメッシのインタビューも理解できる。ただこのインタビューが、パリ・サンジェルマンのイニシアチブで行われたのか、それともメッシの個人的な関係で、Twichで人気のあるスペインのインフルエンサーとの間で行われたのかが不明だ。このインフルエンサーはeスポーツの中継で人気があり、Twichでは700万人のフォロワーがいるそうだ。

どちらにせよ、すでに各スポーツ団体はYouTubeでチャンネルを持ち試合だけではなく、その前後の様々な動画を公開している。これが今後YouTubeだけではなく様々なオンラインストリーミングで、スポーツ団体はもっととコミニケーションしていくものと思われる。

Apple、News+アプリの設定変更で非難される

Appleは、クリックのリダイレクト先をApple News+のサイトに設定する変更を行ったことで非難されている。そのリンクが、Googleの検索上であっても、Tweet上であってもApple News+のニュース・パートナーの記事へのリンクである限り、飛んでいく先はApple News+アプリとデフォルトで設定されている。

もちろん、これは設定で変更できるのだが、トラフィックが全てApple News+アプリ経由になってしまうことについてはハッピーではないだろう。

Apple News+アプリはまだ米国のみでテスト中だが月額10ドルのサービスである。Appleはこの設定でユーザーが一々パートナーサービスにアクセスしなくてすみ、ユーザーのプライバシーも守れると言ったそうだが、トラフィックを増やすのとそのこととどちらが本音だろう。

インターネット・ミーム

ドーキンスは「利己的な遺伝子」のなかで、肉体的情報を世代間で伝える遺伝子に対して、アイディア、行動などの文化的な流行を拡げる現象をミームと呼んだ。これは、インターネットの時代になってソーシャルメディア などを通じて急速に拡散するようになったことをインターネット・ミームと呼ばれるようになった。

最新の事例は、アメリカの女優、リース・ウィザースプーンの始めたInstagramでの12カ月の変化である。

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Yup. #2020challenge

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現時点で(2020年8月12日5時30分) 

6.1万件の投稿がInstagramだけでされている。ハッシュタグは#2020challenge

https://www.instagram.com/explore/tags/2020challenge/

Twiiterでもセリーヌ・ディオンやシンディー・ローパー

https://twitter.com/celinedion/status/1291385915013844993/photo/1

https://twitter.com/cyndilauper/status/1291567861136318465/photo/1

このミームに乗ってスポンサーも。

バドワイザー

https://twitter.com/budweiserusa/status/1291801014362939393/photo/1

これはセルフィーというソーシャルメディア の投稿の定番にコロナ禍のStay homeの苦労をかけたもので、多くの人の共感を呼んだようだ。

余談だが、リース・ウィザースプーンはあまり好きではない。最初に彼女を見た映画(何だったか思い出せない)で、彼女の役が嫌な女だったからだ。役のことだとわかっているし、そのご、色々な映画で活躍し、最近では好きな映画の一つの「ゴーン・ガール」のプロデュサーとして映画製作にも関わっていることは知っているが、多分刷り込みだ。