Twitterの「Community」機能導入

ユーザの伸びが止まっているTwitterが次々と新しい企画を出している。今回の新しい機能の「Community」は、特定の人が特定のトピックに興味がある人が参加して、そこでツイートする。その内容は一般には公開されない。

それぞれの「Community」には、モデレーターがアサインされて、内容のコントロールを行う。このモデレーターは当初はTwitterに承認された人だけとなる。また参加するには、このモデレーターから招待されないとコミュニティーには入れない。

これが、どれだけ魅力的かわからない。モデレーターにTwitterですでに有名な人がなるというようなことでもない限り、参加者は少ないのではないだろうか。

すでにある「Topics」だと、特定の話題について会話がされ、他のユーザはグループに参加しなくても内容は読めるが、「Community」の場合には参加しないと内容が読めない。

Twitterが考えているのは、たくさんの投稿がされることが目的だ。一般の人が読めないところでたくさんの会話が発生することを期待しているのだろうが、そもそも参加者が限定されているのでは大きな広がりが期待できない。

同時に実験が進んでいるプライバシーポリシーの変更で、読める人を限定したり、24時間で消えるツイートを導入したりしていることと目的は同様で、一人ひとりのユーザがたくさんのツイートをすることが目的という。しかし、あまり効果がなさそうだ。ユーザが増えなくても、投稿数が増えれば結果的にはページビューが増え広告収入に結びつけられるが、参加者限定では母数が少ない。

今行われている事は投稿数を伸ばすことに限られている。新たなユーザを呼び込んで、伸ばすと言う方向では新しい試みはあまりされてないように見える。すでにソーシャルメディアでは強いプラットフォームではあるが、動画に興味が移りつつある中で、Twitterがどこまで移り気なユーザを引き止められるのか。

日本で、2017年にユーザー数が4,500万人と発表されて以降に、新しい発表がないのは、伸びていないからだと思われる。現時点で発表されている施策より、もっと強力な取り組みが必要だろう。