iPhone12の4機種発表

Appleがスペシャルイベントを開催してiPhone12の4機種を発表した。今回は1機種いつもより多い。最大の目玉は、他社より遅れての発表だが、5G対応。

例年は9月と10月に開かれ、9月にiPhoneで10月はその他のデバイスということだが、今年はコロナ禍のために遅れて10月の1回開催。この時期までに行わなければいけないのは、アメリカのホリデーショッピングに間に合わせるため。感謝祭終了後からクリスマスまで大量の買い物が行われる。小売業者は年間の半分どの利益をこの時期に得るとも言われる。

今回発表されたiPhone12は、5G対応以外に、小型化だ。11%薄くって15%小さくて16%軽い。個人的には大したことではないが、カラーバリエーションが増えて5種類。デザインはiPhone5の頃に戻って、角が丸くなくてエッチが立っている。これは好み。一番美しいのは、iPhone5だと思っているから、これだけでも買い替えたい。

ディスコになるSEに代わって、miniが出るのも廉価版対応ということか。

イヤホンと充電器が付属しないくなったり、スクリーンのガラスが4倍強化されているようだ。

5Gの現在のカバーエリアを考えると今すぐに交換の必要はないが、近い将来に5Gの対応エリアを考えて検討ということか。

海外のニュースではあまり取り上げられていないが、日本のネットではかなり詳しい情報が取り上げられている。これはiPhoneの日本における特異なな地位のせいだ。

2020年におけるiPhoneのシェアは57.53%で、アンドロイドのシェアは、製造会社は何社もあって全体で40%。iPhoneのシェアは日本においては突出している。以前は7割を超えていた時期もありアンドロイドの各社の新機能やデザインの良さによりやや低下したとも言える。世界で見るとシェアが1番高いのがサムスンの21.6%、ファーウェイの17.6%アップルはそれに続くわずか13.9%だ。

iPhoneはデザインの良さで売れるという意見もあるが、個人的にはそうは思わない。他社のスマホも美しいデザインが多く、それでいて機能も各社が工夫を凝らしているので、iPhoneを上回ることも多いと思う。しかも価格が圧倒的にアンドロイドの方が安い。

日本においてiPhoneのシェアがこれほど高いのにはいくつかの理由がある。iPhoneが登場した際に、そのデザインや機能でそれまであったスマホをはるかに凌駕し、画期的な製品でiPhoneのイメージが確立した。この場合にはiPhoneの登場で、AppleとiPhoneのブランドが確立したケース。逆のケースは、もともとパソコンでMacintoshを使っていてAppleユーザだった人の場合には、AppleファンなのでAppleが出すiPhoneを買ったと言うケース。

さらに、Macintoshを使っているので、機能面においてもPCと様々な連携が取れること。具体的にはクラウドとかアプリの慣れAirDropのようなデータの転送などの利便性もあっケース。多分これは前者の理由の言い訳として使われることだが、便利なのは事実だ。わたしの場合にはこれに当たる。1980年代からのマックユーザーなので、iPhoneということだ。

そして高価なiPhoneであっても携帯電話キャリアの端末購入補助のような日本的な通信料金体系によりiPhoneを日本においては安く買えるように見えることも重要な点だ。

日本におけるiPhoneの天下がいつまで続くかはわからないが、それが崩れる時がAppleの没落の始まりだろう。ルイ・ヴィトンやシャネルのようなヨーロッパのブランドの多くは、日本市場に依存している割合が高いが、日本というのは世界から見ても特殊な市場のようだ。