国境炭素税と個人の貢献

カナダの熱波の49.6度とか、世界各地の大雨による洪水とか、そんな例がなくても、気候が変動しているのは日々実感する。昔は梅雨と言えば、しとしと雨の降る寒い日だった。しかし、今は、夏の夜ような青空が一転してゲリラ豪雨になる梅雨だ。

明らかに温暖化やその他の理由で地球の環境は変化を始めている。この巨大な生態系である地球と、その大気が変化を始める前には、多くのことを吸収して生態系を維持してきたはずだ。それがもう耐えられなくなったと言うことだろう。という事は、ここからの変化は激しい可能性がある。今対策をとらなければ取り返しがつかない環境破壊を引き起こす。

ヨーロッパは、国境炭素税を導入しようとしている。これは二酸化炭素排出に課税していない国からの特定の輸入品に新たな関税を課す方法だ。アメリカも同様の関税の創設を検討している。このようなことでパリ協定の実効性を高めようと言うことだ。世界中の国が真剣に取り組まないといけない。地球は特定の国のものではない。ただヨーロッパもアメリカも新しい関税の背後には、中国を牽制しようと言う政治的な意図も見え隠れして少し不安な気持ちにもなる。

1992年にリオデジャネイロで開かれた世界環境会議に関係する仕事をして、会議にも行った。しかし、その時点では、まだ個人的にも環境問題がそれほど深刻になるとも思っていなかった。それが今では、明らかに天候が変わってしまったことを日常生活で実感している。個人でもできることを、一人一人が行うべきで、それがどのようなものなのかのリストを作って公開するすべきだ。

個人はどのような行動すれば良いのか分かっていない。最近読んだ記事によれば、例えば衣類を買うときは、化学繊維の衣類は環境負荷が大きいから避けるべきと知った。では綿の衣類はと考えると、綿は生育のために大量の水を必要とするから、これも環境負荷が大きい。だから綿も環境に優しくはない。1番良いのは、新しく衣類を買わないことだそうだ。世界中の人が、環境負荷を考えた行動を同時に行うことで、環境への貢献はかなり大きいと考えられる。誰か個人にもできる環境問題への貢献の行動指針を作ってくれないだろうか。