“All Things Must Pass”がトップ10入

ジョージ・ハリスン(George Harrison)の1970年の「オール・シングス・マスト・パス」“All Things Must Pass”がビルボードのトップ10入したと言うニュースを読んで、懐かしい気持ちになった。今もアルバムを聞いている。

「オール・シングス・マスト・パス」は1970年の終わりに発売された。ジョージの初のソロアルバムで、3枚組のアルバムだ。1971年にチャートの1位を7週間もキープした。それから実に50年ぶりにトップ10に入り、7位まで達している。この「オール・シングス・マスト・パス」の収録曲には、シングルでも大ヒットして、1位を獲得した「マイ・スウィート・ロード」、My Sweet Lordと「美しき人生」、What Is Lifeも含まれている。どちらも、ジョージ・ハリスンの代表作である。

この時代、1970年はビートルズが解散した年だが、まだまだ根強い人気があった。その中で、ジョンやポールと違い、おとなしい感じで、比較的目立たなかったジョージがこのアルバムを発表し、大人気となったことを覚えている。

ビートルズの中では、ポールとジョンの曲が目立つが、個人的にはジョージの曲も大好きだ。「アイ・ミー・マイン」、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」、「サムシング」、「ヒア・カムズ・ザ・サン」などは、ビートルズの代表作とも言えるし、個人的にもビートルズの曲の中でも上位に来る。

この当時、LPレコード2枚組はそう珍しくなかったが、3枚組となるとあまりない。3枚組と言うことで驚いたし、値段も高かったがよく聞いていた。レコードは、高いもので、LPを買うのは勇気がいった。2枚組、3枚組ならなおさらだ。収録曲が少なく、安いELレコードというものもあったくらいだ。

今回ヒットチャート上位に返り咲いたのは、50周年を記念して通常の2枚組CDなどからと125,715円もする木箱入りの記念セットまで、いろいろな形で再発売されたことが影響している。

この木箱には、LP8枚、CD5枚、音源のみのブルーレイ1枚が入っている。さらに、未公開写真や記念品、手書きの歌詞、日記、スタジオでのメモ、テープ保管箱の画像、包括的な各曲解説や、『All Things Must Pass』の制作過程を記録した全44ページの本まで入っているという。ちょっと高すぎて手が届かないが、中に含まれているジョージの自宅の木から作られた木製のしおりにはちょっと興味が惹かれる。

それにしても、この記念セットはなぜUber Deluxe Editionと呼ばれるのかよくわからない。あのUberとは関係ないよね。