コロナ禍前後のプロ野球ファンの分析

MarkeZineでウネリー社のリアル行動データプラットフォームBeacon Bankのデータを基にしたプロ野球ファンの分析を読んだ。

この分析は、コロナ禍の前後でプロ野球ファンがどう変わったかと、関東・関西でのプロ野球ファンの違いを示していて、興味深い。

まず、ファンを男女別で見ると、コロナ前コロナ後、どちらも男性比率は高い。これは、予想通りだ。面白いのは、関西の方が女性ファンの比率が高い。しかもさらに関東・関西どちらでもコロナ後に女性ファンの比率が高まっている。

思ったよりも女性ファンが高かった関西では、コロナ前に女性ファン比率は28.7%、これが、コロナ後に31%まで高まっている。やはり同様に、コロナ後に少し増えた関東の女性ファン比率の19.3%と比べても、圧倒的に関西の女性ファン比率は高い。

年代別では、関東・関西ともに、50代60代のファンが増加し、両地域ともに17〜18 %の増加した。その結果、50代60代のファンの比率は、関東で52.5%、関西で58.3%となっている。これは同記事の分析によれば、コロナ禍を受けて、若年層では、動画配信サービスに移行したのではないかと推測している。

ウネリー社のデータは、行動データベースがあるので、野球ファンの行動についても分析をしている。野球ファンは男女とも外食に積極的のようだ。これも予想通り。

面白いのは、関西では男女ともに外食の好みは、お好み焼きで、これは想定の範囲内と言うことか。関東はつまらなくて、男性がアジア料理、女性がカフェと言う結果となっている。

ウネリー社は、全国56万台のビーコンをネットワーク化した「Beacon Bank」を運営していて、行動履歴のビックデータを保有している。さらに、様々な会社に、参加を呼びかけている。ウネリー社は、ビーコンの数を増やして、データの活用ができ、参加企業もより大きなデータが利用できることになる。

NTTや電通が資本参加して協業しているようなので、さらにネットワークは拡大するのだろう。

町中には、少なくともウネリー社の56万台のビーコンが設置され、それ以外に各社が独自にビーコンを持っているので、繁華街はビーコンだらけということだ。 つまり、私たちのスマホは、GPSや携帯電話アンテナで捕捉されているだけではなく、街中に設置されている様々なビーコンによっても監視されていると言うことになる。もちろん個人情報は扱われない。単なるビックデータの一部としてであるが、それでもやっぱり少し気持ちが悪い。スマホを持って歩く税金のようなものかもしれない。