道路のサイン

WeChatが9月20日よりアメリカ国内で使用が禁止

トランプ政権の中国発のアプリに対する規制がついに実行された。

まずWeChat(ウィーチャット)に関しては9月20日よりアメリカ国内で使用が禁止と発表された。またTikTok(ティックトック)に関しては11月12日までに適切な対応が取られない場合は同様に使用が禁止されるとしている。これは、アメリカ商務省の発表である。

WeChatは日本で言えばLINEのようなメッセージのアプリであるが、ユーザが12億人登録されていると言われている。ただアメリカではWhatsAppが強く、一般的にはマイナーなアプリだ。

日本でもLINEが強く、中国以外ではメッセージアプリとしては比較的に弱い。ただし中国では、圧倒的な存在になっている。日本におけるLINEと同じように基本的なコミニケーションのツールとなっており、またLINE Payと同じように支払いなどに使えることから日常生活には不可欠だ。

この禁止によって一般的なアメリカ人は大きな影響受けないが、中国系の人あるいは中国人とコミュニケーションする必要がある人にとっては不便な状況になる。私も以前は中国人とやり取りする必要があったのでWeChatのアプリを携帯に入れてよく使っていたが今はその必要もなくなったのであまり使っていない。

この決定を受けてテンセントの株価が動いたか香港市場を見てみたが、大きく下げたりはしていない。時差を考えてもアメリカ政府の決定のニュースは入っているはずだが、大勢に影響ない程度ということだろうか。

ティックトックについては9月15日と言うデッドラインが、10月12日になってそれまでにアメリカのユーザのデータが中国政府に渡らない方法、つまりアメリカ資本によるコントロールといった対応が取られる以外は今回のWeChatと同じように使用が禁止される。

先日来報道されているオラクルの資本参加によるティックトックのアメリカでの資本構成及び企業のガバナンスがトランプ政権に承認されるかどうかは現時点ではまだ不明だ。オラクルなどがマイノリティになる資本構成では認められないだろうという観測も出ている。