Appleのクリーニングクロス、1,980円

昨日あたりから急に寒さを感じるようになった。週末には関西まで旅行をしたが、その時は暑くてクーラーが必要だった。それが、急な寒さだ。やはり、地球は壊れてきたのだろうか。

Appleは、月曜日にMacBook Pro 8、AirPods、HomePod miniのカラーバージョンなどを発表した。ネットでは、それぞれの製品について、解説や意見など、数多く投稿されている。概ね、好評のようだ。というか、投稿する人は、そもそもAppleファンだから、好意的な意見が多いのは当然だ。

発表された中では、やはりMacBook Proの14インチと16インチが目玉だ。Apple独自のM1ンチップを搭載して登場した。MacBook Airや小さいサイズがすでに発売されていたから、待っている人は多いだろう。

個人的に驚いたのは、CPUやディスプレイの最新機能ではなく、周辺機器をつなぐポートの数だ。HDMIポート、オーディオポート、SDカードスロットに、サンダーボルトと3つのThunderbolt 4ポートと数多く用意されている。これは今まで、積極的にポートを廃止してきたAppleのストイックな思想とは大きく変わった。何が変わったのだろうか、やはり周辺機器などのことを考えると、ポートは無いよりあったほうが良い。

個人的にはポートの数で驚いたのだが、ネットで話題になっているのは1,980円のクリーニングクロスのことだ。クリーニングクロスは、すでに2012年からAppleの純正アクセサリーとして登場している。それにしても、1,980円とはかなりの値段だ。Amazonでは同じ材質の素材のクリーニングクロスが200円程度で買える。Appleのロゴが角に型押しされているだけで10倍もの値段になっている。それでも人気のようで、アメリカでは手元に届くまで3週間から4週間かかると言うことだ。

よくわからないが、Appleのクリーニングクロスは何か材質に秘密があるのかもしれない。好意的な考え方だな、歴史的に見てAppleは良いものを作るために素材や製法にお金をかけている。スマホでも初めて1000ドル以上の価格をつけたのiPhoneだ。

MacBookの筐体などもアルミの削り出しで行うために高価だが、だから、あの優美な形が出せる。それが、デザインを製品の重要な一部として捉えたスティーブ・ジョブズの思想だった。

だから今回のクリーニングクロスについても何かそのようなこだわりがあるのではないかと考えたい。そしてそう書いている自分でも、そんな事はあり得ず、素材となる摩耗防止の布を仕入れて、Appleのロゴを型押ししただけだと思う。それが、ブランドの持つ恐ろしい力で、Amazonで売っている200円のクリーニングクロスではなく、Appleのロゴのついているクリーニングクロスが欲しくなってしまう人がたくさんいるのだ。個人の好みだから非難しているわけではないが、やはりもう少し考えた方が良いのではと思う。不要かと思ったAirTagを買ってしまった人に言う権利はなさそうだが。

1980年代の終わりから、当時はかなり高かったMacintoshを買って、使ってきているし、スマホもiPhoneを使っているし、iPadを何台も持っているので、自分自身もAppleのファンと言っていいと思うが、クリーニングクロスに1,980円を払うつもりはない。