フォルクスワーゲンが改名?

フォルクスワーゲンのアメリカ法人が3月29日にプレスリリースを出した。内容は、ブランド名をフォルクスワーゲン・オブ・アメリカ(Volkswagen of America)からボルツワーゲン・オブ・アメリカ(Voltswagen of America)に変更すると言うのである。これは、電気自動車に注力すると言う会社の決意の表れで、そのためにブランド名の前半のフォルクスを電圧の単位であるボルトに変更するというのである。しかし、その後、同社はプレスリリースを回収し否定した。

ドイツ語で、Volkswagenは、国民車という意味だと理解している。だから、Voltswagenは、言語が混じるが、電圧車ということになる。

これが4月1日のエイプリルフールの情報発信の手違いではないかと言う説が出ている。しかしその後、フォルクスワーゲンは、Twitterで、予約販売が始まっているID 4のプロモーションとしてフォルクスワーゲンがボルツワーゲンに変わる映像を発表した。

ID4は来年から納品が始まるが、フォルクスワーゲンにとって、最も重要な車種だから、力が入っているだろう。

アメリカ法人のPR担当役員は、ブランド名変更について聞かれて、はっきりとは答えていない。また、メディアの調査によると、ボルツワーゲン(Voltswagen)は商標としても登録されていない可能性が高いようだ。以上のようなことから考えると、エイプリルフールに合わせて、電気自動車のID 4のプロモーションとして考えられたものではないかと想像する。温暖化やco2排出制限を考えて、車が電気自動車になるのは誰でも知っている流れだ。

既に、世界の多くの自動車メーカーは、電気自動車をラインナップに加えている。ボルボは、2030年までに、販売する車種を全て電気自動車にすると発表しているし、他の自動車メーカーも2025年あるいは2030年までに電気自動車の車種を大幅に増やすことを発表している。

電気自動車が主流になると言うことを考えて、フォルクスワーゲンはたまたまブランド名に含まれているフォルクス(Volks)を電圧を意味するボルツ(Volts)に変え広告のコピーを考えたと言う事なのだと思う。だから、単なる広告のコピーではないだろうか。

すでにTwitterでフォルクスワーゲンのロゴがボルツワーゲンに変わる映像を発表していることから考えると、明日の4月1日になっても何も新しい情報はフォルクスワーゲンからは出ないかもしれない。でも、楽しみに明日を待つことにしよう。

川内倫子「M/E」を見に行く

川内倫子の日本橋三越での展示を最終日に見に行ってきた。

今回の展示は、アイスランドで撮られたM/Eと言うシリーズ。M/Eは、”母なる大地”=「Mother Earth」と言うことらしい。アーティストを単略的に理解するのはいけないが、結婚・出産をしたことと関係があるのだろうか。

作品は、天地が120センチもある大きなもので、記載はないが、多分前回のHaloと同じくデジタルでとられているのだろう。縦位置の写真が中心。氷河の氷に当たった光などは初期のイメージを彷仏とさせる。それは、川内倫子らしい作品だ。やはり、川内倫子は光のアーティストだと思う。

同時に前回のHaloのシリーズの作品も並んでいる。こちらは、横位置が多い。

Haloのシリーズと今回のアイスランドを見て思うのは、こちらの勝手な思い込みだが、川内倫子には海外ではなく日本の日常の中に見られる普段気づかないようなイメージを見つけてきてもらいたいと言うこと。

アーティストには失礼な話だが、初期のイメージに引きずられているのか、アイスランドやブライトンといった自然を対象にしたような写真には、川内倫子らしさが感じられない。

Haloのシリーズの祭りや鳥、空と言うモチーフは好みと言えば好みなのだが、私が川内倫子に求めているものとはちょっと違う。

求めていると言うのも失礼な話だが、日常生活の裏に隠れている様々なイメージを見つけて提示するのが川内倫子のアーティストつの能力だと思っているからだ。

そういう意味で、以前の「あめつち」もあまり好みではない。しかし多分こういうのは、変化しているアーティストにとって初期のイメージを求められても困ると言う事なのだろう。

しかし、大抵の場合は、ファンと言うのはそういう人が多いものだ。思い込んだイメージを常にアーティストに求める。勝手なものだ。

実は三越のギャラリーに入ったのは初めてで、様々なコーナーで何人かの作品が展示されていた。もちろんこれは販売のためのギャラリーなので、すべて値段がついて売られているものだ。ちなみに川内倫子の作品はフレームがついて100万円と少し。どうしても欲しいと言う作品ではないが、金銭的にも難しいのは事実だ。海外でも人気のある川内倫子だから、エディションがない作品ではあるが100万円と言うのは、もしかしたら、お買い得なのかもしれない。

日本橋三越を出て、陽気も良かったので、ぶらぶら歩いていると日本橋桜通りまで出てきた。その通りでラグビーのイベントをしてから、もう5年ぐらい経つのだろうか。桜はまだ満開で、ビルの窓に反射した光が美しかった。

新しい地図

新しい地図が発表されている。そう書くと、タレントの事務所のような名前だが、今までの地図の欠点を補うための、新しい発想で考えられた地図だ。

見慣れた、地球を真横から見て横長になって広げた地図と違って、地球を南極と北極の両方から見た円形の地図を2つつなげたものだ。使い方によっては、この円形を切り抜いて、裏表にしてひっくり返して見ると言う使い方もすると言う。この地図で、今までの一般的な地図の欠点がカバーされている。

今までの地図というと、メルカルト図法が一般的だ。子供の頃から、この地図を最も見てきた。この地図の形式は古く、1569年に現在のベルギーで、地理学者ゲラルドゥス・メルカトルが発表したものだ。この地図の欠点は高緯度になると、面積や距離が拡大しされてしまう点だ。例えば高緯度のグリーンランドは実際の面積よりも17倍に拡大されていると言う。ただ赤道に近いエリアは、実態から大きくは乖離していない。

この欠点を補うために考えられたのが、ヴィンケル図法で、オズワルド・ヴィンケルによって1921年に考案された。地図自体は横に広がった楕円型になっており、緯線は湾曲している。このために高緯度であってもメルカルト図法ほど拡大はされない。この地図がメルカルト図法の欠点を補うので比較的によく見かけるようになった。ただ、それでも程度の問題で、高緯度の歪みが解消されたわけではない。

この高緯度で歪みが生じる欠点を改良しようとしたのが、最近リチャード。ゴット氏が考案した新しい地図だ。(上の画像)この地図は、写真で見るように2つの円形が隣り合っており、我々が見慣れた長方形や楕円形で表示される地図とは違っている。南極の方向と北極の方向から見た2つの円形である。これにより高緯度の地域の面積が正確に表示される。

この地図を見て思ったのは、ロシアと北米が北極を挟んで向かい合っており、20世紀の冷戦の際の対立がイデオロギー的なものだけではなく、位置関係からもよく理解される。

この形で、双方に大陸間弾道弾を設置して対立していたわけだ。また、この新しい地図は、高緯度の面積が正確と言うだけではなく、位置関係が正しく表示されているので、北半球と南半球の距離が、この地図から正確にわかると言う長所もある。ただ、欠点は、北半球と南半球をバラバラに見ることになるので、世界を一目で見ると言う事はできない。

このゴッド氏の新しい地図で見ると、日本はやや大きく見える。実際、日本はそう小さな国ではなく、世界の国別面積の順位で言うと62位である。ドイツ、ポーランド、イタリア、イギリスなどのヨーロッパの国よりは広い。従来の地図で言うと、高緯度のヨーロッパは拡大されているので、ヨーロッパの国々はやや大きく見えるのだ。ゴッド氏の新しい地図は、実態を表示していると言える。

どの地図にしても長所と欠点があり、それは地球と言う3Dの物体を2次元に表示することからくるので、目的に合わせて使い分けるのが良いのだろう。

見慣れると言う問題もあるので、個人的にはメルカルト図法が1番しっくりくる。だが、北極経由の海上輸送の重要性が増しているので、距離や位置関係の把握のためにゴッド氏の地図がより多く使われるようになるとだんだん見慣れてくるのかもしれない。

米国通信品位法230条(セクション230)の今後

Google Facebook TwitterのCEOが米国議会の公聴会にオンラインで出席し、1月6日の暴動との関連について質問を受けた。

暴動と自社の関係について質問されたGoogleのサンダー・ピチャイ氏と僕のFacebookのマーク・ザッカーバーグ氏は質問に回答しなかったが、Twitterのジャック・ドーシー氏は、5人が死んだ暴動とTwitterは関係があることを認めた。

しかし、認めたとしてもTwitterが責任を問われることはない。なぜなら、インターネット企業は、米国通信品位法230条(セクション230)によって守られているからだ。インターネット企業は、虚偽や問題のある投稿に対して責任を負うことはないと定められている。

条文では、下記のように書かれている。

No provider or user of an interactive computer service shall be treated as the publisher or speaker of any information provided by another information content provider.

(Section230)

つまり、Twitterのようなインターネットのサービス企業やユーザーは、そのサービスで提供される情報の発行者や発言者ではないとみなされている。

これには2つの要素がある。下記の「丸紅ワシントン報告」で峰尾氏がまとめているので、引用する。

i. 「第三者提供情報コンテンツの包括免責」双方向コンピューターサービス1の提供・利用者は、第三者から提供されたコンテンツの発行者(Publisher)とは看做されず、その内容に責任を課されてはならない(Section 230(c)(1))ii. 「好ましくない情報コンテンツ規律への免責」双方向コンピューターサービス提供・利用者が、「善意に基づいて」、第三者提供情報コンテンツの中で、好ましくないと判断した内容を、修正・削除等した場合、責任を課されてはならない(Section 230 (c)(2))

「丸紅ワシントン報告」

セクション230により、インターネット企業は、掲載しているコンテンツについては、広範囲な免責が保証されている。しかし、すべて免責ということについては、議論があり、2018年に売春・人身売買に係る第三者コンテンツを掲載した場合については、例外規定が設けられた。

トランプ前大統領は、自らの情報発信がファクトチェックなどの制限を受けたこともあり、このセクション230については廃止あるいは制限を設ける事を主張していた。実際にインターネット企業の230条を制限する大統領令にも署名をしている。そしてバイデン大統領も同様にセクション 230についての改正の必要、あるいは廃止について主張していた。

この民主党と共和党の主張は改正・廃止の意見は同じだが、方向性は違っている。先の丸紅のレポートに書かれている第一のポイントの、コンテンツについての免責については、民主党が問題視している。一方、共和党は第二のポイントの編集を行ったとしてもそれについての責任を負わないと言う点を問題視している。両陣営は、セクション230を問題にはしているが、ポイントが違っているのである。

この問題にどう対応するか。共和党と民主党の違いをどう調整するかが、今後のセクション230の運命を決める。全く違う主張している両党の考え方が調整できるかどうか不明だ。議論されているいくつかの考え形としては、免責の範囲・方法を決めると言う方法だ。

1つはインターネット企業に事前チェックの義務を課す。偽情報や過度に政治的な情報について検閲をして問題あるコンテンツを削除させると言う事。2つ目は、売春・人身売買のような、今の例外規定を拡大して、免責が適用されない項目を増やすと言う方法だ。

米国議会と両党がどのように歩み寄り、結論を下すかわからない。どのような方法であれ、インターネット企業は、コンテンツの事前チェックのためのシステムの導入やコストが上昇する。事前チェックの結果、中庸の内容になり、内容は重要なつまらないものになり、ページビューは減少して、広告収入も減る可能性がある。

インターネット業界の興隆を支えてきたセクション 230がどうなるかによって業界全体の運命も変わってくる。

日経のダークパターンの記事

日経にダークパターンについて書かれていた。ダークパターンとは、「消費者の隙をついて余分な注文などを促す仕掛け」と日経は呈している。

記事によると、ノルウェー・ギリシャ・フランス・ドイツ・アメリカなどで、Amazon Primeの解約が困難と言うことで消費者の利益に反していると問題になっている。これは昔からある方法だ。解約方法がサイト上でなかなか見つからないところに書いてあり、簡単にボタン1つで解約できるわけではなく、電話をかけるなど解約を面倒な方法に設定するなどして、解約を少しでも遅らせるような方法がとられているケースだ。

記事の中ではプリンストン大学が、ダークパターンを7種類に分類したと出てくる。記事の中で7種の中に含まれていると思われるのは、①最初からメルマガ購入にチェックが入っている、②ボタンの色や大きさを変えて会員登録に誘導、③第三者の行動を知らせて購入を促す。④期限のない期間限定セール。⑤在庫僅少を強調、⑥定期購入が初期設定など。

記事によれば日経が100サイトを調べ、ダークパターンの利用しているのが62サイトと言うことで半分以上は何らかの、ここで言うダークパターンを採用していると言う。ただ、個人的には申し込みのボタンを大きくし、色を変えたりするのは特に不適切な行為とも思えない。

この記事の元になっているプリンストン大学の7つのパターンを調べた。ダークパターンについては、たくさんの情報が見つかった。先程のボタンの色の大きさ色や大きさの問題について見てみると、ダークパターンとして認識されているのは、購入ボタンよりも定期購入ボタンの方が大きく目立つ色になっているようなケースだ。日経の記事がそこまで書かれていないので、何故かと思うが、購入ボタンより目立つように定期購入が購入ボタンより目立つようにして間違えて定期購入を購入させるようなデザインをしている場合には明らかなダークパターンだ。日経の記事は、説明が不十分でなぜ色や大きさを変えることが、ダークパターンになるというのは行き過ぎの気がする。

他のダークパターンは、ベスト&スイッチ。これはおとり商法のようなことで、大幅に割引されたような商品を出して、それが買えない場合にこちらと言うふうに勧めるようなパターン。

それから強制開示。サービス上必要ないようなクレジットカード情報や住所・電話番号を要求しそれを他者に販売する。

続いて。ローチモーテル。これは名前が面白い。ゴキブリのいるモデルと言う意味だろうか。先程のAmazon Primeの解約を難しくしているのと同じように、入るのは簡単だが出るのを難しくしているパターン。

続いて隠れたコスト、これは支払いの最終ステップになると予想外の追加料金がかかるもの。送料や手数料が支払い段階で提示される。

たくさんのダークパターンが見つかったが、プリンストン大学が認定している7種類というのがまだよくわからないのでもう少し調べてみる。

聖火リレーと韓国戦

昨日はスポーツの話題が2つ。1つは聖火リレーのスタート、もう一つは日本代表の韓国戦勝利。どちらも、新型コロナウィルス感染症対策の中でのイベントだ。不安な部分は多いが、ともかく実施されて良かったと思う。

このところ全国的に新規患者数が増加気味なので、この先どのようになるのかよくわからないが、少しでも前向きな話題も欲しいものだ。

聖火は予定通りに、福島県からスタートした。出発式典が行われたのは、Jビレッジ。そして最初の走者は2011年の女子ワールドカップで優勝した当時のなでしこジャパンのメンバーたちだ。会場もサッカー関係なら、走者もサッカー選手。聖火は4ヶ月かけて日本全国を回るが、コロナのことで頭がいっぱいの中、オリンピックへの関心が再び高まるかどうか厳しい状況だ。しかし、大会が近づくにつれて盛り上がってくるのではと思う。

前回の東京オリンピックの際に、父に肩車されて見た聖火走者をよく覚えている。あまりにもたくさん人が集まっていて、遠くに小さくしか見えなかったが、聖火を持った人を確かに見た。もう57年も前のことだが聖火を持った走者の姿をはっきりと覚えている。それだけ強く印象に残った出来事だったのだろう。

聖火リレーになでしこジャパンが登場したら、夜は韓国戦だ。試合そのものは危なげもなく、日本代表が3-0で、圧勝。盤石の守備と中盤の働きの良さで、何度も得点の機会を作る。3点をとっていながら、3点しか入らなかったとありえないような不満が残る素晴らしい試合だった。特に注目して見ていた、フロンターレの山根選手が最初に得点をしたのに大喝采。

27歳の遅咲きの山根選手は、初の日本代表戦選出で、初出場で、試合の最初の得点を挙げた。スポーツは努力すれば報われると言うことが残っている世界だから、山根選手の活躍が他のサッカー選手やスポーツ選手の励みになると思う。

コロナウィルスの影響受けているのはスポーツだけではないが、ライブのイベントでたくさん人が集まるビジネスは、今後も問題に直面する。今回の韓国戦も、観客数が10,000人に限定されているので、チケット販売が出来ず、収入面では厳しい。日産スタジアムであれば、70,000人近い観客を入れることができるので、本来であれば、その収入を代表強化に生かせるはずだがコロナウィルスのためにそれも叶わない。

早くワクチンが接種されて、普通の日常が戻って皆がスポーツを楽しめるような環境になることが望まれる。

FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選と、AFCアジアカップ中国2023予選を兼ねるモンゴル戦は、3月30日。この試合でも山田選手の活躍を期待したい。

昨日の2つのイベントの共通点は、サッカーとコロナ禍からの復活の努力だ。

安全なデジタルライフのために5つの指針

LINEがユーザの個人情報を中国企業に委託していると言うことが、問題になっている。昨年、アメリカでTikTokが問題になったのは、中国企業は法律によってすべてのデータを国に開示しなければいけない義務があり、中国の企業に個人情報委託すると言う事は、すべて中国政府や中国共産党がそのデータを利用してすることができるということだ。これが安全保障に関わるとして、トランプ政権はTikTokの業務を停止するか、TikTokアメリカ法人のアメリカ企業への売却を求めたのだった。

LINEの問題で、出てきたのは事前承認だ。膨大な量の規約の中に、海外の企業に個人情報を移転することがあると言うことが書かれていた。しかし、何かのアプリを使い始めるときに規約を全部読む人はいない。これについては、重要なポイントについては別途サマリーのような形で承認を求めるべきだと思う。

個人的に失敗しているのは、LINEを使い始めるときにスマホの中の電話帳の共有をしてしまったようなので、電話帳に入ってる連絡先をすべて友達に自動で登録されてしまった。これもデフォルトで、そのような仕様になっていると思われる。スマホを使ってウェブを見ているだけではなくて、銀行口座の確認や振り込みを行う、商品の購入を行うなどを行っているので、もう少し注意が必要だと感じている。

そんな時に、ニューヨークタイムスで安全なデジタルライフを行うための5つの指針と言うことが記事になっていた。

それについて書いてみると、まず1番目は、弱いパスワードを使わないこと。多くが8文字より少ないパスワードを使っているそうだ。また問題なのはサイトをまたいでパスワードを使いまわすこと。

昨年はCovidをパスワードとして14%が使用していたと言うことだ。簡単なパスワードはすぐに推測されてしまうので避けるべき。記事の中で勧められているのは、パスワードマネージャーを使用すること。1Passswordは、毎月2ドル99セントかかるがお勧めされている。無料のものでは、Bitwarden があげられていた。

無料のものが怖いのは、使っている最中に倒産などの理由で事業停止してしまって、全てが失われると言うようなこともあり得る。使うのであれば、無料でないものにしたいと個人的には思う。

今使っているのはLastpassで、これはパスワードを作り出して管理すると言うよりも、使っているパスワードを覚えておいてもらえるものだ。今までは無料で全てのデバイスに使えたが、2021年3月16日からは無料版では、ユーザはPCかモバイルのどちらかを選択しなければいけなくなった。それで、今ちょうど今後どうするか考えているところだ。

もう少し調べてみなければわからないが、この記事の記者によれば、1Passswordがお勧めされているので、毎年4000円程度を払ってそれにするかどうかもう少し考えてみる。

記事による第2の指針は、2段階認証を必ず行うこと。これは多くのアプリやサイトで求められているので使い始めているが、拒絶もできるので、できるだけ拒絶をしないで2段階認証に行うことが必要のようだ。第3番目は、ソーシャルメディアなどで個人情報をできるだけシェアしないこと。これには写真を投稿するときに、位置情報を必ず使用しない設定にしなければいけない。投稿されている写真の位置情報から住所が特定される可能性もある。

また、この記事にはないが、手のひらを撮影したりすると指紋が読みとられて使用されるリスクもあるらしい。

これについては早速、カメラアプリから位置情報を使用しないに設定変更した。

4番目は、スマホの中の連絡先をアプリと共有しないこと。ほとんどの事業者は、ユーザ拡大のために既存ユーザから連絡先を集めプロモーションに使用する可能性がある。

だから必ず、アプリの設定からどのような情報共有する日を見つけて、全て共有しないに設定し直さないといけない。

5番目の指針は、疑い深くなること。メールやメッセージで送られてくるものについて、発送元がはっきりしないものについては絶対にクリックしてはいけない。最近よく送られてくるのは、SMSで荷物の配達に伺いましたが不在でしたのでと言うもの。これは絶対に無視しなければいけない。

ニュータイムスの記事に書かれていた5つの指針は以上だ。すべて簡単に始められることだから気をつけようと思う。ただし、1番面倒なのはパスワードの管理だ。オススメになっている1Passwordも含めて検討して早急に対策を取りたいと思う。

メディアと広告の関係は先祖返り

アメリカでは2020年に通常のテレビ放送に投じられる広告費は、10%減少し.広告を受け入れるストリーミングサービスであるHulu YouTube 、NBCのPeacockに投じられた広告は12%増加した。

日本も傾向は同じである。2020年の総広告費は6兆1594億円(前年比88.8%)と前年を大きく下回った。地上波テレビと衛星メディアを合わせた広告費は、前年比89.0%となり、なかでも、地上波テレビ単体では88.7%まで落ち込んだ。一方、インターネット広告費は成長を続け、「マスコミ四媒体広告費」に匹敵する2.2兆円規模、総広告費全体の36.2%の市場となった。この中で、動画広告は、着実に伸び、前年比121.3%となり、インターネット広告費全体の2割を超えた。

テレビ放送が始まった時期に、企業はメディアとより深く結びついていた。日本で長く続いた東芝日曜劇場のように、GEは「ジェネラル・エレクトリック・シアター」と言う番組を放送していた。その番組のホストは、後に大統領になったロナルドレーガンだ。

さらに少しさかのぼれば、ラジオの時代からプロクター・アンド・ギャンブルはラジオドラマを始め、ソープオペラと言われた。これがテレビの時代になっても、P&Gの番組が続き、ソープオペラは,主婦を対象とした連続メロドラマの普通名詞としても今も使われている。

最近でも様々な事例がある。パタゴニアは、DamNationと言うダムについてのドキュメンタリーを2014年に制作している。パタゴニアの環境保護の姿勢を訴えるためのドキュメンタリーだ。

PepsiもPepsi Maxのコマーシャルに出演しているNBAスターのKyrie Irving(カイリー・アービング)が扮するキャラクターをベースにした映画を制作し、公開した。

Airbnbも映画を制作しているし、Apple+で配信されているTed Lassoは、NBCスポーツがイギリスのプレミアリーグの放送の権利を獲得したときに、プロモーションとして制作したものをベースにして、現在10話まで配信されている。

このようなプロモーションの形は、ブランディッド・エンターテイメントと呼ばれている。インターネットに動画が載るようになった頃に多くの企業が商品が登場する長尺の動画を制作した。それは単なるコマーシャルではなく、エンターテイメントとして楽しめ、しかし同時にブランドのプロモーションになるようなものが多かった。ブランディッド・エンターテイメントはそのようにして始まった。

これがストリーミング配信の時代になると、広告の形ではなく消費者に訴えるために、映画やテレビ番組を提供したり共同制作をすると言うのが1つの方法となった。さらに、以前から存在する、プロダクト・プレイスメントも重要性を増した。

NetflixやAmazon Prime Videoなど広告を受け入れられないサービスにおいて、消費者に訴えるためには、全体を制作して関わるか、登場する商品について制作者と契約をして商品をそのコンテンツ内に入れ込むと言う方法が、プロダクト・プレイスメントだ。

このようなことから、広告は1周回って、テレビやラジオの初期と同じようにより深くメディアと関係を持ってプロモーションを行うことが普通になった。

弘法山と石庄庵

今年はじめての山歩きは、弘法山。去年は、コロナのために自粛していたので、山歩きには一度しか行っていない。

小田急線鶴巻温泉駅で降り、そこから登り始めてまず吾妻山に登った。尾根をつたって善波峠を過ぎて、弘法山の山頂へ。秦野市がよく見える。弘法大師が修行したと言う言い伝えがあり、釈迦堂や鐘楼が残されている。富士山も見えるらしいが、曇っていて遠くはよく見えなかった。

そこから少し下って、咲き始めた桜の林の中を通る。満開になるとすばらしい景色になると想像する。弘法山を下って、すぐまた少し上ると、権現山の山頂に着く。ここには見晴らし塔があり、周囲一帯を見ることができる。山頂は広い公園になって広々として気持ち良い。すぐそばに駐車場があるので、車で来るには簡単な場所だ。

権現山から山を下って、秦野駅の方まで降りる。この降りる坂がかなり急で、ジグザグの細い道を降りていく。雨の中や雨の後は少し危険かもしれない。かなり急な坂だ。今回は、鶴巻温泉駅から歩いているが、もし秦野駅から登り始めるとこの坂はかなりきつい。

今回の山歩きは、2時間ほどだったので、少し物足りない位だった。途中で少し遠回りをしてもう少し歩いたほうがよかったのかと思う。満開の桜を見るために、今週末にもう一度出かけるので、その時には権現山から迂回の道に入って大回りして秦野方面に向かうことにしようと思う。

今回のメンバーとは、昨年がコロナのために山に出かける機会がなく、久しぶりに会ったので会話が弾み、楽しく歩いた。だから、余計にもう少し歩きたかったのかもしれない。

山から降りた後は、秦野駅のそばの万葉の湯で汗を流して、タクシーで石庄庵に向かう。料金は2,300円だったので、近くもない。というか、石庄庵が街の外れの山の中だ。その分、満開の桜と菜の花が迎えてくれた。

少し待たされたが、待っている間のビールはまた格別。そばも美味しくて満足して帰ってきた。今週末もう一度違うメンバーで同じルートで行くので満開の桜が楽しみだ。

マイクル・コナリー新作三冊

忙しくてこの2、 3年ご無沙汰していたマイクル・コナリー(Michael Connelly)の本を3冊続けて読んだ。これも、コロナウイルスのお陰だ。もちろん、悪い意味でだ。外出自粛で、家で過ごす時間が長いから本もたくさん読める。

3作品とも、相変わらず面白くて、引き込まれて読んだので、すぐに読み終わってしまった。

面白いと言うのは、ストーリーやプロットなどはもちろんそうなのだが、登場人物が歳を取ったり、家庭内の変化があったり、様々な問題に直面するので、長く読んでいると、一緒に年をとっているような気になる。子供が成長して、大学に行ったりすると、親戚のおじさんのつもりになって読んでいるのだ。

読んだ3作品は、マイクル・コナリーの主要なシリーズのそれぞれの最新作。ハリー・ボッシュ・シリーズでは、The Night Fire。ジャック・マカヴォイ・シリーズではFair Warning。ミッキー・ハラー・シリーズではThe Law Of Innocence。それぞれ新作なのでネタバレは書けないが、ストーリーに最新の出来事が絡む。ミッキー・ハラー・シリーズのThe Law Of Innocenceでは、コロナバイラスの出来事が少し登場する。ジャック・マカヴォイ・シリーズのFair Warningは、メディアの業界、特に新聞について、ネットとメディアとの関係が描かれる。また、テーマは遺伝子工学、特にDNAを使ったビジネスが登場する。ハリー・ボッシュ・シリーズのThe Night Fireは、このところ続いている若い女性刑事のレネイ・バラードとの共同捜査が描かれる。

マイクル・コナリーは、現実の時間に合わせて書いているということがあるのだろうが、ハリー・ボッシュをどんどん歳を取らせて、ついには完全に警察からは引退させてしまっている。この状況で、警察の動きとの関連を持たせるために、若い刑事のバラードを登場させたものと思われる。彼女の設定は、セクハラを告発したために、エリートセクションである殺人強盗部からハリウッド署の深夜勤務に転勤させられたと言うことになっている。

深夜勤務でパートナーがいないために、比較的自由に動け、ハリー・ボッシュと協力をして事件を解決する。今回の最新作のThe Night Fireは、ブッシュが新人のときの上司の葬儀から始まる。それ以外にも事件が起こり、ボッシュとバラードは協力してどちらも解決する。

マイクル・コナリーのシリーズでは、登場人物が相互乗り入れする。ハリー・ボッシュは、弁護士のミッキー・ハラーの異母兄弟で、今回のそれぞれの新作にも、相互に登場する。

ジャックマカヴォイの最新作、Fair Warningでは、主要登場人物であるレイチェル・ウォールが、前作のThe Scarecrowの出来事のためにFBIを退職して、民間で働いている設定で登場する。レイチェル・ウォーリングは、ブッシュ・シリーズにも重要な役割で登場したことがあった。

忙しくてしばらく読んでいなかったマイクル・コナリーを読んでしまったので、今のところ彼の作品を読めない。それにしても、コンスタントに時代を取り込んだ作品を発表しているのは、休まずに書いていられる才能と体力があるのだろう。もうすぐ65歳になろうとしているが、まだまだ才能は尽きることは無いようだ。引き続き、毎年新作を読みたいのでがんばって書き続けてもらいたい。

予定されている新作は、2021年11月に出版予定のThe Dark Hoursだ。これはハリー・ボッシュのシリーズだ。あるいは、もうハリー・ボッシュ単独の作品はしばらく出ておらず、ブッシュ・バラード・シリーズと呼んだ方が良いのかもしれない。ブッシュ・バラード・シリーズとしては第4作となる。しばらく楽しみに待つことにしよう