壁に朝陽

TikTokの後継はどうなる?

TikTokを巡る騒ぎはまた決着が見えない。MicrosoftやOracleが買収するのでは良いう名無しが出たり、中国のバイトダンスが、アメリカのTiKTokを切り離してアメリカ企業にするのではという話もあるようだが、まだ3週間はこのままのはっきりしない状況が続くのかもしれない。

Facebooは、Instagram Reelsを導入してTikTokに対抗しているが、ネットビジネスの常で多くの競合は機会を狙っている。候補は、Dubsmash、Triller、Byteだ。ユーザーの側でもTikTokの停止という事態への備えとして他のアプリも試しておこうということでアカウンどが数多く開かれ始めている。

Dubsmashは、FacebookやSnapchatが買収のターゲットとして狙っていると噂されているが、ネットビジネスでは最大の攻撃は競合を買収して潰すことだから可能性はある。TikTokの5000万人とも言われる週間アクティブ・ユーザーにはるかに及ばない80万人だが若者はすでにこちらに移っているという話もある。ヨーロッパから人気が出てアメリカはこれからだが、音楽と自撮り動画として地位を確立しつつある。

Triller
Triller

Trillerの方がDubsmashより多いユーザーがいる。それはドイツ生まれのDubsmashよりややメジャー感があるのかもしれない。トランプ大統領もTrillerにアカウントを開いてTikTokの攻撃を始めた。売りは何といって動画を音楽と合わせてミュージックビデオのようにAIが編集してくれるところ。TikTokが使っているインフルエンサーの引き抜きを始めていて現時点の後釜候補ナンバーワンかもしれない。

Byte

Byteはまだ新しいがVineの後継ということもありすでに100万人を超えるユーザーがいる。Vineの後継だから音楽色は弱く、TikTok、Dubsmash、Trillerと少しテイストが変わる。Instagram Reelsなどとの競合かもしれない。

モバイルのショートビデオのマーケットはユーザーにとっても広告主にとっても主戦場になるから、TikTokの運命も含めて目が離せない。また、TikTokが生き残ろうと今回の騒ぎをきっかけとしてDubsmashなりTrillerが力をつけてTikTokを追い落とすということもあるかもしれない。