赤と白の花

Amazonが半額のエアロバイクを販売

アマゾンが500ドルのエアロバイクを発表して話題になっている。これは人気のあるPeloton、ペロトンの同種のものからすると半額だからだ。

Pelotonはこの何年か話題になっているフィットネスの会社で、フィットネス機器を販売ししオンラインオンラインでレッスンやコミュニティーを提供するハードとサービスが融合した会社だ。そのイメージはAppleに匹敵すると言われてライフスタイルにも影響与えるような人気のブランドとなっている。ハードウエアとサービスのサブスクを組み合わせた事業モデルは日本企業が最も学ばねければいけないものだ。

YouTubeのビデオにもこういうものがあった。

特にこのコロナ禍のステイホームの期間においては驚異的に売り上げが伸びたと言う記事も出ている。コロナウイルス流行の影響でビジネスがプラスに働いた企業の一つである。このトレンドに目をつけて参入するのがアマゾン。儲かりそうなことには常に手を出す習性がある。アマゾンが販売するのは、PelotonではなくEchelon、エシェロンのもの。EchelonはPelotonと同じ事業モデルでフィットネスのハードウエアとオンラインサービスのサブスクを提供している。Pelotonと同業の2番手以下ということになる。

今回の発表は、Echelon のエアロバイクを500ドルで販売するというもの。オンラインサービスが一ヶ月分無料でついてくる。この価格のインパクトは大きい。なにせ半額だ。これはAmazon Prime会員だけが購入できる価格。これでまたAmazon Primeの特典が大きくなったとも考えられる。アメリカでのAmazon Primeの年間会費は119ドルで日本の倍以上だが人気が高く、会員数はすでに1億人を超えているから、アメリカ人3人に1人は会員ということになる。

アマゾンは様々な事業に参入して価格破壊を行っているがうまくいったものとうまくいってないものがある。例えば携帯電話等は参入したがうまくいかないと見るとすぐに撤退している。

ハードウェアとして力を入れているものは電子書籍のKindle、Prime Videoに繋ぐFireTV, Prime Musicにつなぎ様々なサービスができるAI内蔵のスマートスピーカー各種。

ハードウェアはアマゾンのセールスのときにはさらに価格を下げて、普及に努めている。結果としてアマゾンが販売する書籍等の売り上げも増えるので、マーケティングで言うプリンターモデルあるいはカミソリモデルとも考えられる。

プリンターやカミソリはハードウェアをある程度安い価格で売って、それで使用するインクや替え刃で儲ける事業モデルだ。アマゾンが行っているのはこれと同じこと。

創業者のベゾスCEOはすでに何年も世界一の富豪を続けているが、これではますますアマゾンの時代は続きそうだ。

それにして分からないのは日本のアマゾンのプライム会員の年会費。4900円で様々な特典があり私も利用しているが、会員数は発表されていないので不明だが、1000万人を超えていなさそうだ。特典が同様で会費が半額以下と安いのは、日本人は会費の支払いにはシビアと読んでいるということだ。