運動が、がんのリスクを下げる

Medicine & Science in Sports & Exerciseに発表された新しい研究によれば、1日に45分歩けば、がんのリスクを3%減らせると言うことだ。この研究は、アメリカのすべての州で60万人を対象に行われた。研究の目的は、がんと運動しないことが関係があるかを調べることであった。そして、その結果は先に書いたように運動することで3%のがんが避けられるという結果を得た。このために、週に1日45分、週に5時間の中程度から激しい運動をすることが勧められている。

運動は、心肺機能や筋肉のために良いことだと思っていたが、かんの抑止にも効果があるとわかって驚かされた。運動により、がんの発生を抑える免疫機能が活性化するようだ。感覚的には、血行が良くなって、健康になってがんを防ぐということは分かる気がする。

またこの研究ではないが、がん患者が運動することにより、体内の炎症物質のレベルを上げて、がんの成長を抑えることにより、寿命が伸びる効果もあると言う研究結果もある。

今回の研究の結果では、運動しない事と高い関係があるのは、胃がんだと言うことだ。17%の胃がんは運動しない人に起こっている。一方膀胱がんは4%しか関係していない。このメカニズムはよくわからないが、ともかくこの調査では、その結果なので、体の中の運動の働きがそうなっていると理解するしかないようだ。

1日45分、つまり週に5時間の運動に関しては、アメリカがん協会も。昨年ガイドラインを発表しており、この中にやはりこの基準の運動量を勧めている。

しかしながら、忙しい生活をしている人にとって、毎日45分の時間を見つけるのは難しいのかもしれない。できるとすると、通勤の片道で22 、23分の時間を余計に歩くことができれば達成時できる時間なので、努力してみるのは悪い考えではない。それでがんのリスクを下げられると言うことであれば、努力の価値はある。