ノクチルクス Leica NOCTILUX-M 50mmf1.0

長年に亘って憧れていたノクチルクスをデジタルのライカを手に入れたついでに買ってしまった。家を建てるからついでに車も買い替えたみたいな勢いの大衝動買いだ。清水の舞台を重ねて飛び降りたと言っても良い。でも結論から言うとデジタルのライカは少しレンズの試し撮りをしたこととバルセロナに持って行った以外はまったく使っていない。

買ったのは比較的安価で買える第二世代のf1.0のもの。安価と言っても今まで買ったレンズでは一番高い。それを、昨年の秋の東京の紅葉も終わりつつ頃に、持って出かけた。試し撮りのつもりだったが、NDフィルター無で昼間の撮影は開放付近ではかなり難しい。

f1.0

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Leica M-Pはシャッタースピードが1/4000秒なのでオーバー気味に写っている。写真としてはちょうどよいかもしれないが、他の絞りと比べるには不適。手前の赤い紅葉の一番手前のみにピントが来て、背景の黄色い葉は完全に溶けている。かなりグルグルボケではあるが個人的には気持ちよい。

f1.2

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f1.2になってもまだオーバー。気持ち被写界深度が深くなっている気もするが大きな差はなく、手前の紅葉の前方にだけピント。背景もf1.0と同様にグルグルと溶けてしまっている。

f2.0

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絞りがf2.0ではシャッタースピードが追い付いてきて露出は適正。手前の紅葉のピントは深く、かなりの部分にピントが来ている。背景はまだ溶けたままだが、形は見えてきた。

f2.8

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f2.8になると手前の赤い紅葉はほぼピントが来て、背景の赤い紅葉は葉であることが分かる。黄色い部分はまだ溶けている。

f5.6

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f5.6では、手前の赤い紅葉はピントがしっかりと全体に合い、背景の赤い紅葉は葉であることははっきりと分かる。

実は、買ったのは良いもののこのレンズをフィルムでは使ったわけではなく、全くの物欲買いであまり意味がない。一度、フィルムでも使ってみなければいけないと考えている。