Wi-Fi 6の導入をいつにするか?

最近まで知らなかったが、Wi-Fiの 規格がアップグレードされて、2019年に、Wi-Fi6になっている。規格名としては、第5世代のWi-Fi5 のIEEE80 2.11acが第6世代になって、IEEE80 2.11axになっている。

2013年に導入された規格の第5世代では、最大通信速度が6.9Gbpsだったものが第6世代では9.6 Gbpsまで上がっている。なんと50%近くもスピードがアップしたと言うことだ。

使用する周波数も、5GHz帯だけではなく、2.4GHz帯と5GHz帯の併用になっている。これは電波の状況で、つなぎ変えることができるので非常に便利だと思う。

しかし、最大の特徴は、多数の端末を同時に使用するときに、第5世代までだと1通信で1台ずつ情報送っていたものが、第5世代では同時に複数の端末に情報が送れるようになったということだ。我が家でも、テレビでNetflixやAmazon Prime Videoを見ながら、スマホが最大4台、タブレットが最大2台、ノートPCが最大3台使うことがあるので、この同時に送れると言う新しい規格は非常に魅力的だ。

さらに、Wi-Fi6には、端末側のバッテリー消費を抑えるTWT(Target Wake Time)と言う技術が採用されており、端末へのデータ通信のタイミングを調整して、待機が必要ないときには端末をスリープ状態に移行させて消費電力を抑えることができる。

これについては、端末側でこの機能が搭載されていないとダメなので、今すぐには使えないかもしれないが、端末を買い換えたときにはこの機能が入ってくると思われる。iPhoneは11以降はすでにこの機能に対応しているので、スマホはすぐにこの効果を享受できる。

しかし、他の端末は、Wi-Fi6に対応していないので、すぐには効果はない。しかし下方互換があるので、少なくとも今までと同様にすべての端末が使える。

ニューヨークタイムスの記者がWi-Fi6の性能をテストした。このテストによればWi-Fi6では、1テレビ番組のダウンロードに45秒かかり、Wi-Fi 5では51秒かかったと言うことだ。Wi-Fi 5の方が13%遅い。

しかし、最大スピードアップが50%近いにもかかわらず、Wi-Fi5からWi-Fi6のスピードは多少良くなったのにすぎないようだ。これでは、買い換えるほどのものではない。

説明によると、Wi-Fi6有効性が機能するのは100台とのデバイスがつながるようなオフィス環境だと言うことだ。自宅で10台20台つながっているときには、あまり劇的な機能の向上は期待できない。

ニューヨークタイムスの推奨は、今のWi-Fiルーターが6年以上の前の購入であれば、劇的な改善が期待できるので買い換えるべきだということだ。2015年に規制が改善されて、ルーターのスピードが劇的に向上したらしい。

購入6年以内の新しいものであるとあまり効果が見えない。だから、次の規格であるWi-Fi 6Eが既に市場に出始めているので、数年待って買い換えることが推奨されている。今は非常に高価だが、数年以内に価格が大幅に下がることが予想されているからだ。と言うことで、我が家でも買い替えはしばらく待つ待つことにした。