オリンピックが盛り上がっている

オリンピックについて様々な意見があり、反対運動も来ている。反対や意見が言える日本であって欲しいと思うので、それはそれで良いことだ。

そんな騒ぎの中で、選手たちにとってのオリンピックが始まっている。期待されていたが不本意な結果に終わった選手もいる。多くの国民が期待し、その期待を背負ってのあまりのミスだから、私たちの側に問題があるのかもしれない。

しかし、日本は金メダルを5個取り、6個の中国に次いで、金メダルの数では2位だ。

昨日は、柔道で、兄弟揃って金メダルを獲得した阿部兄妹。男女のきょうだいが金メダルと言うのは日本で初めてだそうだ。卓球混合ダブルスの水谷・伊藤ペアも決勝に進んだ。26日に決勝戦のようだ。ソフトボールも次は決勝戦。どちらも金メダルへの期待が高まる。

大坂なおみ選手もオリンピックでは元気にプレイしているようでうれしい。サッカーでは、なでしこが苦戦しているが、男子は昨日メキシコ下して2連勝。久保と堂安がゴールを決めると言うすばらしい勝利だ。次のフランスを勝利して1位でグループステージを突破してもらいたいものだ。

メディアでは、連日のようにオリンピック反対の意見を言っていた人も、オリンピックが一旦始まると、選手の活躍に大拍手になっている。メディアは、他人の不幸や問題点を取り上げるのが商売だから仕方ない。だが、オリンピックは選手のものだ。オリンピックの商業化と言う批判がなされるが、選手を1カ所に集めて最高のコンディションでスポーツの大会を開くためには、誰かが費用を負担しなければいけない。それがスポンサーシップや放送権と言う形になっているだけで、このこと自体に問題は無い。お金がなければ、大会自体が存在しない。

もちろん、不要な施設、演出や装飾に多額の費用をかけることには問題があり、程度の問題だ。今回のオリンピックでも当初の計画の4倍のお金がかかったとされるが、これは多くの競技場を新設したからだ。本来の大会予算とは言えない。

新設の会場が、今後も経済的に成り立つかどうか。もし成り立つ程度の施設が作られたのであれば、オリンピックのレガシーとして意味があったことになる。

問題は、他の多くの国で起こったように、オリンピックに合わせて、巨大な施設を作り、それがオリンピック終了後に全く使われずに廃墟となり、維持のための費用がかさむと言う状況になることだ。今回のオリンピックのために新設された会場が同じようになる可能性もある。どこかで、必要な施設かどうか、適切な規模かどうかを見極める必要があったのだろう。

8年前にオリンピックの開催決定の熱狂は、コロナの前に消えてしまい、むしろオリンピックが負のイメージになってしまった1964年の大成功と日本の誇りの回復のイメージが強いからか、オリンピックは日本にとっては輝かしいブランドだ。それが大きく落ちたとも言える。

しかし、何度も書くが、オリンピックは選手のためのもので、彼や彼女が努力した結果がこのオリンピックで試されることに意味があるので、その意味でしっかり見て応援したいと思う。