年内の授業が終わったが

年内の授業が終了して、冬季の休暇に入った。残念なことに、12月に入ってからの感染者の急増を受けて、私の勤務する大学も、またオンライン授業に戻ってしまった。昨日の授業が今期の対面での授業の最後になってしまったことになる。今のところ、後期の試験は、レポートではなく、教室で行うことを予定しているが、これも年始の状況次第だ。

後期から学生も大学に来て、学べるようになっていた。一年生にとっては、初めての大学生活ということであったが、また自宅に逆戻りして、パソコンの前で授業受けるようなことになる。大学は、授業を受けるだけのところではなく、友人と会ったり、部活を行うような場所であるべきなのだが、オンライン授業だと、その全てが失われる。残念なことだ。

12月25日、クリスマスの日の新規感染者数は3,814人で、3日連続で過去最多を記録している。問題なのは、死者の数も増加傾向にあることと、高リスクの60歳以上の感染者数も増えてきていることだ。新規感染者数が増えてきたのは、日本だけではなく、世界的な傾向で、特にヨーロッパはまた増加傾向にある。ヨーロッパの1日の新規感染者数は25万人を超えており.落ち着いてきた北米に代わって感染の中心地になっている。心配なのは、変異種が見つかったイギリスで、24日に1日の新規感染者数、3万人を記録した。

この変異種は、すでに日本にも入ってきているので、世界に広まる可能性が高い。このことが、がこの先どういう影響が出るのか心配される。開発されているワクチンは、この変異種にも有効だと言うことになっている。しかし、さらに変異を続けることにより、ワクチンが効かないと言うようなことにならないことを祈る。

年末になり、来年のことを考えると、先の見えない感染状況を考慮すると、来年に延期されているオリンピックも、どうなるか大変心配だ。日本だけの状況ではなく、世界中が感染者数が上昇している中、オリンピックどころではないと日本以外の人は思っているかもしれない。

いや、日本国内でもオリンピックの開催に否定的な意見が増えてきているように思われる。それは、意見ではなく、客観的な予想として、オリンピックの中止を考えてのことのようだ。

既に全世界では、7,900万人以上が感染し、死者数も170万人を超えた。そして、さらに拡大を続けている。ワクチンの接種のスケジュールを考えると、早くても収束するまでには1年程度は確実にかかると予測される。それを考えると、通常の形でのオリンピックは難しいのかもしれない。通常の形と言うのは、観客が入っての開催だ。しかし、世界各地の感染状況を見る限り、観客どころではなく、選手の参加ですら難しいと言わざるを得ない。各国では、未だ代表の選考すら行われてない。命に関わるような状況で、オリンピックのための予選の開催などありえないだろう。

2020年の年末に、同じように暗くなる可能性が高くなっている2021年を考えてみるが、この状況でも、毎日を生きてゆくしかない。