ラグビーワールドカップ2023の日程が決まる

ラグビーワールドカップ2023フランス大会の日程が発表された。日本の開幕戦は、9月10日。アメリカ地区予選2位との対戦。これは、カナダになるのだろうか。会場は、トゥールーズスタジアム・ド・トゥールーズ(Stadium de Toulouse)33 000席で対戦。

一週間後の17日に、エディ・ジョーンズ氏が率いるイングランドとニースで対戦する。会場は、スタッド・アリアンツ・リヴィエラ8Stade Allianz Riviera)35 ,624 席。ニースで、イングランド代表と対戦は、今からワクワクする。

第3戦は、トゥールーズに戻って、28日(木)にオセアニア地区予選1位との試合。これは、サモアやフィジーとの試合になるのだろうか。試合間隔が11日なので、十分な休養が取れる。

10月8日(日)には、プール最終戦でアルゼンチンと対戦する。会場は、ナントのスタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール=ルイ・フォンテノー(Stade de La Beaujoire – Louis Fonteneau)38,285席。多分ここで、ベスト8進出がかかる。

興味深いのは、ティア1のイングランド、アルゼンチンと第2戦、第4戦に対戦する順番。これは、2019年大会と同じ並びだ。第1戦の勝利で勢いをつけて、第2戦に勝負をかける。2019年には、静岡でアイルランドに勝利したが、今回はニースでイングランドを撃破するという構図だ。そして、ゆっくり休んで、第3戦に勝利した後で、ナントでアルゼンチンに勝つ。2019年10月13日のスコットランド戦の勝利を思い出す。

2023年には、プールステージの期間が1週間伸びて、各チームとも最低5日間の休養がとれるようになった。2019年までは、チームによっては、中3日で次の試合になるという不公平が指摘されていた。2015年の日本のスコットランド戦は、そうだった。南アフリカにブライトンで、奇跡的な勝利をあげたあとにも関わらず、休養が足りず、スコットランドに破れて、ベスト8を逃している。

また、登録選手が31人から33人に増えていることも、選手の休養を可能にする。ただし、これは、ティア1各国にはあてはまるが、日本にとっての効果は不明だ。選手層の厚いティア1に比べて、日本は、トップのレベルで戦える選手の数が足りないからだ。

現時点の日本の対戦国のランキングは、日本の第10位に対して、イングランドが第3位、アルゼンチンが第9位。オセアニア地区予選1位と思われるフィジーが第11位、アメリカ地区予選2位になると思われるカナダは第23位だ。イングランドに対しては、頑張って欲しいが、やはり、ベスト8は、プールステージ最終戦のアルゼンチンに勝てるかどうかが分かれ目だ。2019年のときと同じように、最後まで興味をひくような日程が組まれている。

組み合わせということであれば、開幕戦が興味深い。9月8日(金)に、スタッド・ド・フランスで、フランスとニュージーランドが対戦する。いきなり、ベストゲームを持ってきたという印象だ。フランスは、初戦で敗れるというリスクより、誰もが見たいニュージーランドを開幕に持ってきて、フランス大会への興味を最大限まで盛り上げようという戦略のようだ。チケットの売上や、大会期間中の盛り上がりを心配しなくて良い、ラグビー大国のフランスらしい選択だ。日本大会では、これはリスクが高くてとれなかった。

今は、コロナ禍で試合もできない状況だが、2023年9月10日までには十分な時間がるので、その日に向けて仕上げて行ってほしいものだ。