天使の像

アマゾンの罠

アマゾンの話題が続くが今度はゲームだ。

アマゾンがクラウドゲームのサブスク型サービスを始めると発表した。名前は、Amazon Lunaで、月額サブスクリプション制+クラウドストリーミング形式のゲームサービスだ。

さらに子会社のゲーム動画配信サービス Twitch でゲーム映像を配信して、気に入ったら1クリックでそのまま遊べるようになる。

このサービスは、PCやMac、iPhone,  iPad 、あるいは Fire TV接続テレビで楽しめ、専用のコントローラーも用意されている。Andoroidもすぐだろう。

トライアルでアーリーアクセス会員を北米で募集していて、会員になれば、50種類以上のゲームを月額5ドル99セントで遊べる。来年の実開始時の会員月額は発表されていない。競争力を考えると同額のまま行くのかもしれない。

これが始まると、クラウドのサブスク型サービスは、Googleやアップルに続いて3社目となり、ゲームもいよいよクラウドのサービスになる。

現時点でのサブスク型クラウドサービス

  1. Google  Stadia 月額9.99ドル
  2. Apple 月額4.99ドル

ゲーム専用機を販売している、マイクロソフト(xCloud)とソニーもクラウドサービスを行っている。

これが始まるとゲームもいよいよクラウドのサービスが中心になる。ゲーム市場は、長い間専用機によるサービスが中心となってきた。今はソニーのプレステとMicrosoftのXboxそして任天堂の3社に集約されているが、かつては数多くのプラットフォームや会社が存在した。その後PCや携帯を使ったオンライン型のゲームが登場して専用機に依存しない形が普及した。一般的に考えて専用機を購入しないで既存のPCやスマホ使える方が有利な事は間違いない。特にスマホで遊べるゲームはその身近さからすでに主流となっていると考えてよい。そこにアマゾン, Apple, Googleが、クラウドのサブスク形で挑戦する形だ。

ゲームの場合には何と言ってもソフトの勝負だから人気のあるソフトを揃えられるかどうか。ここが焦点になるだろう。アマゾンはすでにゲームの大手会社と連携して人気ソフトを購入する計画があるようだ。もしかするとオリジナルのゲームを開発する可能性があるかもしれない。これは実際に実例があってAmazon Primeの普及のためにAmazon Studioを設立して番組制作を行っている。しかもそのクオリティーは非常に高く、私もアマゾンオリジナルをたくさん見てきた。

アマゾンはこのゲームのクラウドサービスにより、本・雑誌では、Kindle unlimited、音楽ではAmazon Music、動画配信では、Amazon Prime Videoと3つの分野でサブスクを成功させていきた。これにゲームでAmazon Lunaが加わる。主要なエンターテイメントの格安サブスクはすでにカバーしたことになる。実際の開始は来年の予定だが開始の際に例えばAmazon Prime会員にはさらに値段を割引するとかのサービスが始まればさらに競争力が増すだろう。

アマゾンはどこまで私たちの生活に食い込んでくるのだろうか。不安はあるがその便利さと価格に負けてしまっている私たちがいる。アマゾンはこれからも様々なネタで罠を仕掛けてくるに違いない。