ショーウインドウ

40代のEC利用率は44%増加

新型コロナウイルス感染症による自粛や制限もすでに半年が過ぎた。リモートワークが始まり自宅にいることが増えた。4月から6月までの緊急事態宣言が出ていた時期には食品や日用品の買い物にもあまり出かけないようにした。レストランの営業自粛で外で食事をすることもなかった。当然、観光や娯楽の外出もできない。

コロナ前に比べると圧倒的に自宅にいる時間が増えた。リモートで仕事をする以外は通勤も外食もないから、ほとんどの時間を自宅で過ごす。自由になる時間がすごく増えたわけだ。

料理に凝ったり、テレビを前より見るようになったり、ペットを飼ったりとライフスタイルが大きく変わった。ゲームや映像配信サービスの利用が活発化した。

ECの利用も同様だ。今まで利用したことがない人も今回のステイホームで利用を開始したと思われる。では、それはどの程度かと思っていたら、ジャストシステムが調査結果を発表した。

 8月にECを利用した割合は56.9%。これは前年同月から、13.4ポイント増加。年代別の増加率は以下の通り。

10代は6.0ポイント

20代は19.0ポイント

30代は14.5ポイント

40代は22.0ポイント

50代は12.0ポイント

60代は3.5ポイント

40代の利用増加が一番大きく、22%も増えている。こういう経験を経て、ECの習慣は今後も残る確率は高いと思う。商品によっては購入や持ち帰りが楽だし、価格的に競争力のある場合が多いからだ。

この調査では60代までだが、昨年のNTTドコモ モバイル社会研究所によると70代のスマホの保有率は50%を超えているので、70代でも利用は増加しているはずだ。

スマホのECのアプリの利用も発表されている。利用率は以下の通り。

「楽天市場」(71.5%)

「Amazon」(68.0%)

「Yahoo!ショッピング」(46.9%)

これは私の感覚とは違っている。もう少し、「Amazon」や「Yahoo!ショッピング」が多いと思っていたのだ。楽天の最近の無料配送の強要の問題もあったので、「Amazon」が先行していると思っていたし、「Yahoo!ショッピング」ももう少し利用率が高いと思っていた。

「Amazon」の広告をテレビでよく見かけるが、今後はこのEC事業者の競争はますます激しくなってくる。「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」のマーケティング活動がどのようなるのか注目だ。というのは、今後の伸びしろの大きい高齢者のマーケットに対してはきっかけを作って利用の継続を図る施策は重要だ。