土曜日, 6月 25, 2022
ホーム日記リベンジ会合

リベンジ会合

先週から、様々な会合のお知らせが来るようになった。まるで、号令がかかったように一斉にだ。といっても多くのものは東京で行われたために参加できないので欠席の連絡をしている。急に増えたのは、パンデミックの収束がはっきりしてきたからだ。ワクチンを接種済みと言う安心感も大きいだろう。

コロナ禍で制限されていた人と会うと言うことへの渇望が社会環境の変化によって、一斉に芽を吹いた感じだ。収束が見えて、多くの人が出歩くようになり、社会的的監視が緩んだことが大きい。飲み会を開いても、うしろめたさを感じなくなったということだ。リベンジ消費ならぬ、リベンジ会合だ。

ステイホームの習慣で、多くの新しい動きが加速したリモートワーク、オンライン会議、オンラインショッピング、定額映像配信サービスだ。パンデミックへの対応のために開発されたと言うことではなく、以前からあった技術や方法が急速に普及した。

個人的にも、以前より契約していたAmazon Prime Videoに加えて、Netflixと契約したし、何度かZoom飲みもした。TeamsやZoomで授業をしたり、会議をしたり、取材も受けた。ビデオ会議に関しては、以前より海外とのやり取りで慣れてはいる。しかしZoom飲みは慣れなかった。オンラインでワイワイ騒ぐと言うのは、やはり物理的な距離の限界があって難しかった。人間は、相手との物理的な近さを求めるのか、空間を共有する感覚が大事なのか。Zoom飲みにはそれがない。そのような感覚への欲望が、先週あたりからの一斉の会合企画につながっているのだろう。

パンデミックによるステイホームは、ニューノーマルと言われるような新しい仕事や生活のスタイルを生み出した。その多くのものが、私たちが直面するもう一つの問題である温暖化対策にも有効である。飛行機や新幹線を使った出張を減らし、オンラインで会議を済ませることは、環境負荷を減らせる。このような合理的なスタイルが今後も続けられるのか。リベンジ消費やリベンジ会合に見られるように、以前の様式に戻っていくのであろうか。つまりオールドノーマルの復活である。

リベンジ消費やリベンジ会合が、今だけの開放感を味わうもので、またニューノーマルに戻れるかは、今後の大きな課題だ。コロナ禍のような制限された生活を続ける必要はないが。しかし温暖化対策つながるような習慣は残すべきだ。

合理的に判断して、ニューノーマルの良いところを残していけるか、それとも、コロナ禍はなかったことにして、オールドノーマルに完全に戻っていくのか。合理的な判断と肉体的な反応の間で社会はどちらに向かっていくのだろうか。

会合に関してだけ言えば、会社員時代のただ意味もなく毎日のように飲んで歩くあの日に戻る事はもうない。それは合理的な判断と言うよりも、今の環境やライフスタイルよるためのものが多いが、意識して、ニューノーマルで考えたいものだ。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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