月曜日, 8月 8, 2022
ホーム日記睡眠不足

睡眠不足

長らくプレイしていなかったゴルフを再開するために、友人に連れられてアウトレットに行き、広島用のゴルフセットを調達してきた。かなりのブランクに不安はあるものの、一応準備は整ったと言うわけだ。

だが準備ができてないのは体の方で、ラグビーの仕事で週末の出張や仕事のために、この7年ほどは全くプレイをしていない。運動と言えば年に数度の山登りだけなので、体に不安が残る。特にゴルフで使うような回転運動は全くしていない。テニスも最後にプレイしたのはゴルフよりずっと前のことだ。

生来、体が硬いので、ゴルフを再開に向けて体の手入れをすることにした。全国チェーンのストレッチ専門店に通い始めたのだ。マッサージよりは体に良さそうだった。だが4回通ったところで、左肩に痛みが生じた。並の固さでない体が悲鳴をあげたと言う事のだろうか。

おかげで肩が痛くてよく眠れなくなった。それに加えて、週末の移動が多く、その移動で生活のリズムが変わって、睡眠時間が短くなってしまった。いくら眠る時間が遅くなっても起きる時間は同じなので、単純に睡眠時間が短い。そこに肩の痛みだ。考えてみると昨年も同じようなことがあった。夏に週末に移動したので、体の疲れが溜まって、年末の体調不良に通つながったような気がする。ともかく睡眠不足と言うのは、疲れが溜まる。そこにさらにいけないのは、Fitbitが睡眠の質まで指摘するから、余計憂鬱になる。

そう思って新聞を読んでいたら、睡眠不足は、脳に長期的なダメージを与え、アルツハイマーなどのリスクを増やす可能性が高いと言う記事を読んだ。睡眠不足はアデノシンと言う化学物質を生成して、脳の電気インパルスを抑制すると考えられていると言う。一般的にはこのアデノシンのレベルは数日間ぐっすり寝るとすぐに回復すると考えられてきた。

しかし記事のポイントはここではなく、最近「Trends in Neurosciences」誌に最近掲載された記事によれば、睡眠不足によるアデノシンのレベルは、数日の熟睡により回復すると言う事はデタラメだと言う。この研究では短い睡眠は脳に長期的なダメージを与えてアルツハイマー病などのリスクを増大させると言う証拠が増えていると言う。

マウスの実験で通常よりも数時間短い睡眠を続けさせると、マウスの抗酸化物質の生産が低下した。この抗酸化物質のレベルが低いと、脳の重要な部分が影響を受けると言う。このマウスの実験では、この損傷を引き起こす睡眠不足の閾値はこれまで考えられていたよりはるかに低いことがわかったらしい。短い睡眠が続くと全頭前野で炎症が起こり、小丘と海馬でアルツハイマー病やパーキンソン病などとの関連が指摘されているタウタンパク質とアミロイドタンパク質のレベルが増加したという。さらに、この実験では、短い睡眠を続けさせたマウスを、その後1年間規則正しい睡眠を取らせた後でも、そのマウスは神経損傷と脳の炎症から回復する事はなかったと言う。

記事では、研究に参加していない別の医師が、あまり気にしない方が良いがそれでも1週間程度の慢性的な睡眠不足でもある程度は脳に損傷を与えることを指摘している。これが、事実なら、毎日数時間の睡眠で長いこと働いて、飲んでいた時期が長かったから、私の脳の損傷は甚大だろう。

最近の週末の睡眠不足は、たいていは移動後に回復しているので、1週間も睡眠不足が続く事は無い。だが、そもそも気にすることがいけないのであって、何も考えずにいるのが1番であろう。だからゴルフも、ブランクを気にせずにとりあえず1度プレイをしてみるのが良いのかもしれない。先日学生に勧めた「見るまえに跳べ」を自ら実践するのが良さそうだ。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Most Popular

Recent Comments