火曜日, 6月 28, 2022
ホーム研究スポーツとオンラインストリーミングの関係

スポーツとオンラインストリーミングの関係

去就が注目されていたリオネル・メッシは、13歳から所属したFCバルセロナを離れて、パリサンジェルマンに入団することを発表した。

この契約後に、メッシとインタビューしたのはテレビ局や新聞社ではなくAmazonのeスポーツなどの中継をしているTwichと、そこでチャネルを持っているスペインのインフルエンサーだった。このTwichでのメッシのインタビューは31万7,000人が視聴した最も話題になっているメッシの移籍のインタビューをテレビ局や新聞社ではなく、ストリーミングサービスがすると言うのは時代を反映している。

スポーツにおいても、オンラインストリーミングが重要になっている。日本においても、スポーツはスカパーやWowowだけでなく、DAZNが重要なプラットフォームになっている。

昨年来、コロナウィルスにより会場での観戦が制限されてきた。仕方なく、多くのファンはテレビやオンラインストリーミングで試合を楽しんできた。コロナ収束後も、この影響が残ると予想されている。つまり、テレビやストリーミングサービスで試合を楽しむと言うことが、ライブ観戦に比べてもある程度は楽しいと言うことがわかったからだ。

調査会社のGWIが行った調査によれば、スポーツを今後、会場で観戦したいと言う希望している人は50%程度だった。この数字を見ると、コロナウィルス感染症が収束しても、会場に観客は今まで通りに戻っては来ない可能性が高いと言うことだ。同じ調査によればテレビ放送とオンラインストリーミングで、どちらでスポーツを観戦するかと言う質問にはアジア・パシフィックは、テレビとオンラインストリーミングが拮抗している。その他の地域でも、オンラインストリーミングがテレビに比べて少ないが、上昇している。今までの常識では、スポーツ団体はテレビ局と契約をすると言うことが当たり前だった。しかし今後これも変わってくるかもしれない。ライブの観客が少ないとすれば、その収入の落ち込みを埋めるためにスポーツ団体はオンラインストリーミングで有料の視聴者の獲得動き出すことが予想される。

その文脈で考えると今回のTwichでのメッシのインタビューも理解できる。ただこのインタビューが、パリ・サンジェルマンのイニシアチブで行われたのか、それともメッシの個人的な関係で、Twichで人気のあるスペインのインフルエンサーとの間で行われたのかが不明だ。このインフルエンサーはeスポーツの中継で人気があり、Twichでは700万人のフォロワーがいるそうだ。

どちらにせよ、すでに各スポーツ団体はYouTubeでチャンネルを持ち試合だけではなく、その前後の様々な動画を公開している。これが今後YouTubeだけではなく様々なオンラインストリーミングで、スポーツ団体はもっととコミニケーションしていくものと思われる。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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