火曜日, 6月 28, 2022
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Disneyが黒字化

昨年初めに新型コロナウィルス感染症が全世界にに広がった。このため、こ1年と数ヶ月は、集客を伴うようなビジネスは営業停止等により大きなダメージを受けている。テーマパークを運営するDisneyも同様で、1年で合計36億ドルの赤字を出している。東京ディズニーランドは、米国Disneyとのライセンス契約により運営されているので東京ディズニーランドの赤字は含まれない。

そのDisneyは、1年ぶりに四半期での黒字をだした。今年の4月30日にフロリダのディズニーワールド、カリフォルニアのディズニーランドが再オープンしたことも貢献している。当初は行政より25%のキャパシティーいう制限がついていたが、マスク着用義務をつけて、制限は撤回されいる。

Disneyは、多角化した会社で、多くの部門を持つエンターテイメント会社である。放送だけでも、地上波放送のABCケーブルネットワークのESPN、Disney Channel、FX, Freeform、National Geographicなど。放送局以外では、旅客クルーズ事業、ミュージカル事業、出版事業、物販のディズニーストア事業などがある。

このポートフォリオに、最近変わったのは動画配信サービスのDisney +である。動画配信サービスでは、以前よりHulu が傘下にあり、こちらは広告モデルなので、Disney +のような定額動画配信サービスではなかった。ちなみに日本のHuluは日本テレビが買収して日本の会社になっているので、直接Disneyとは関係ない。

Disney +は2019年11月に事業開始した、幸か不幸か、その数ヶ月後にはコロナ禍が襲ってきた。このため5年計画の契約者数を、最初の9ヶ月で達成している。

Disney は、このDisney +事業の立ち上げに力を注いできた。それは従来型の放送事業である地上波やケーブルネットワーク事業が既にピークを超え、今後の成長が見込めないからだ。さらにコロナ禍により、スポーツ中継を中心とするESPNやアカデミー賞などが中止されたABCは大きな打撃を受けている。それでもDisney +にとっては、従来型の放送事業は大きなセグメントであることに変わりはないが、もはや成長のエンジンではない。

それで期待されているのは定額動画配信サービスのDisney +である。そのDisney +は、この四半期で1,240万人の契約者を増やし、合計で1億1,200万人を達成した。Netflixを半分を超えたと言うことだ。

この原動力になったのは、ピクサーの海の小さな生き物の物語Luca、同じくピクサーのスーパーヒーロー者、Loki、実写の映画、エマ・ストーン主演Cruella,の公開が大きな要因となり契約者を増やした。

Disney +のスタート以来、Disney は、持てるコンテンツを投入して、Disney +を育てている。Disney ブランドのコンテンツだけでなく、ピクサー、マーベル、スターウォーズなどの関連する会社が多くの作品、シリーズをDisney +独占で公開してきたからこそ、短期間で1億人以上の契約者が獲得できた。まさに、コンテンツがキングだ。今後のNetflixとの競争はますます激しくなるだろう。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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