水曜日, 1月 26, 2022
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TikTokの高いエンゲージメント率

TikTokは、10代から20代の若い世代に人気のある、音楽をつけた短い動画を投稿するプラットフォームだ。日本国内のユーザ数は非公表だ。2019年2月時点では950万人程度とされている。これが、どの程度成長しているかわからない。

現在までにアプリは、全世界で20億回ダウンロードされており、月間のアクティブユーザ数は全世界では12億人と推定されている。この多くが10代、20代なので、若い世代には大きな影響力のあるプラットフォームだ。

TikTokは、最初は15秒間あるいは60秒の動画が投稿できる上限だった。これが、3分まで拡張されている。これにより違う内容のコンテンツの投稿が現れてきている。また、音楽に注目して、動画に流行りの音楽をのせられる機能をつけたのは、TikTokが最初だ。

アメリカのインフルエンサー・マーケティング分析会社のCreatorIQによれば、TikTokは、ユーザとのエンゲージメント率は非常に高いと言うことが明らかにされている。

このエンゲージメントには様々な指標がある。CreatorIQが利用しているのは、TikTokの場合には、視聴に占めるいいね、コメント、シェアの割合だ。

YouTubeの場合には、エンゲージメントは、いいね+コメントの視聴に占める割合となっている。つまりプラットホームによって、エンゲージメント方法が違うので、全く同じ手法では比べられないと言うことが前提だ。

だから、CreatorIQは、全く同じ指標を比べられないと言う前提で、TikTok、Facebook、 YouTube、 Instagram 、Twitterで様々なレベルの投稿者のエンゲージメントを調査し、分析している。

CreatorIQは、100万人以上のフォロワーがいる投稿者をメガインフルエンサーと定義している。TikTokではメガインフルエンサーは、11.83%の平均エンゲージメント率を持つ。一方Instagramでは0.35%、YouTubeでは2.75%、Facebookでは0.01%、 Twitterでも0.01%となっており、TikTokが圧倒的に高いエンゲージメント率を持っていることがわかる。

またCreatorIQは、1万人以下のフォロワーを持つ投稿者をナノインフルエンサーと呼んでいる。このカテゴリーではTikTokのエンゲージメント率は圧倒的に高いわけではない。TikTokが15.15%、YouTubeが8.75%となっており、差は大きいものの、メガインフルエンサーのレベルの差ではない。

CreatorIQの発見はTikTokのユーザは単に動画を見ているだけではなく、コンテンツに、他のプラットフォームに比べると高いレベルで反応しているということだ。ただし、この理由はわからない。若い世代だからか、投稿者のクリエイティビティなのか理由は明らかではない。

海外ではTikTokは既に確立したプラットフォームとなっている。この点でまだ日本では、ユーザが少ないのは、メガインフルエンサーとまでいかなくても、ナノインフルエンサーレベルでの投稿者があまり現れていないからか、あるいはYouTubeのような長尺が好まれるからなのか、理由はよくわからない。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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