金曜日, 5月 27, 2022
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また、Instagramのアルゴリズム変更

またInstagramのアルゴリズム変更の話。Instagramはユーザーのタイムラインの表示される投稿の順番を、かつてのように最新の投稿を最初に表示するように変更することができるようにすると発表した。

そして、タイムライン表示に関して2つのオプションを導入している。1つはfollowもう一つはfavorite。followは、2016年までのInstagramと同じようにfollowしているアカウントの投稿を逆時系列で表示する。favoriteは、タイムラインに表示するアカウントを最大50までリストアップできるとのことだ。これは、まだ使っていないから、使い勝手は分からない。

今回の変更は、2016年以降に行われたアルゴリズムの変更で、インフルエンサーやブランド企業の投稿が、一般の投稿をかき消すほど頻繁に表示されるようになったことへの対応だ。インフルエンサーやブランド企業は頻繁かつタイミングも戦略的に投稿する。このために、ユーザの友人や家族の投稿がタイムラインに現れず、一般のユーザが自分の友達がInstagramをもう使っていないと思うようになり始めたからと言うのが理由のようだ。

2016年以降の今までのアルゴリズムによれば、フォローしていないアカウントでも、アルゴリズムが好みと判断すればユーザのタイムラインに表示するようになっていた。これに対してユーザの方からは、たとえ好みであっても、直接関係のない投稿が表示されることに不満を持つ人が増えていることをInstagramが認識したものと思われる。このために、ユーザに、投稿内容や最新の投稿を表示するかどうかを選択するようにできるように機能を加えた。

ソーシャルメディアのコンテンツは、たとえそれがインフルエンサーや著名人の投稿であっても、親しい友人の日常の投稿の方が重要だと感じるものである。ユーザにとってはそちらの方の投稿の方がソーシャルメディアを使う理由もある。

しかし、プラットホーム側では、多くの人が投稿に反応したり、それに対して自ら投稿するよう促すことが重要である。それが広告収入の拡大につながるからだ。このために様々な投稿を促すアルゴリズムを開発してきている。今回のInstagramのようなケースでは、それが行き過ぎて本来の目的である友人や家族の投稿が、直接関係のない投稿に埋もれてしまうことになり、ユーザの不満を持たせるようになってしまった。そのためにInstagramユーザにどのように自分のタイムラインをコントロールするかの決定権限を与えることにしたものと思われる。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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