金曜日, 5月 27, 2022
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iPhoneのサブスク

ブルームバーグ・ニュースによれば、AppleはiPhoneとその他ハードウェアのサブスクリプション・サービスを計画しているそうだ。現時点では、2022年末開始予定で、場合によっては2023年に遅れる可能性もある。

このブルームバーグのニュースが出て、Appleの株価は1.6%上昇している。高い買い物だけに、サブスクリプション・サービスが始まると、そちらから申し込む人が増えると多くの人が考えているようだ。

サブスクリプション・サービスの詳細についてはまだ未発表でわからないが、Apple Cardを使って24ヶ月とか12ヶ月で分割して払う方法や、ローンを組んで分割して払う場合のように、ハードウェアの価格を12 や24で単純に割ると言うような価格体系ではなさそうだ。

ソフトウェアがサブスクになって久しい。代表的なものはAdobeのソフトウェアだ。確かに以前はPhotoshopなどは高価なソフトウェアだった。だから買うにはちょっと勇気がいる価格だった。だが今は、毎月の小額の支払いで気軽に始められるようになっている。しかし、ここが落とし穴で、利用するソフトの数が増えると毎月の使用料も上がる。それで、「Adobe税」と言われるように毎月の支払いが大変になる。それも1つ2つの契約ではない。さらに、音楽や映像配信サービスも、人によってはいくつも加入しているとその金額も積み上がる。

サブスク・モデルは、企業の側からメリットは大きい。一般的に行って新規顧客獲得の費用は維持のための5倍かかると言われている。これがサブスク契約でロックできれば、そもそも維持のコストもゼロに近くなる。ブランドスイッチの可能性が低くなるからだ。その意味では、ある程度サブスクの支払い額を抑えても、企業にとっては十分にペイする。

だから、サブスクは、デジタルコンテンツからモノにも広がってきている。トヨタも車のサブスクを始めているし、食材やファッションのサブスクは事業者がたくさんあって、競争状態だ。デジタルデバイスも同様で、B2BからB2Cまでハードウェアのサブスクは珍しくは無い。それでいよいよAppleもサブスクに参入だ。

iPhoneのサブスクは確かにメリットがあるのかもしれない。iPhoneは年に1度新モデルが発売されるので、最新機種を使いたい人は毎回機種変更の手間やコストがかかる。それをサブスクにしてしまえば、毎年新しい機種に交換されることになるので、便利かもしれない。

といっても常に最新機種を使いたい人はそう多いわけではない。個人的には今までiPhone を 2年から4年は使っている。毎年新機種が出るといっても、マイナーチェンジばかりなので、どうしても交換しなければいけないと言うことがない。しかしiPhoneを使い続けている人も多いので、その中からはサブスクに興味が出てくるのがある程度いるのかもしれない。現時点ではまだ、サービスの価格や詳細が不明なので、発表される際には検討する人が多くいるだろう。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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