金曜日, 5月 27, 2022
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Netflixのゲーム進出

ゲームへ進出を発表しているNetflixが、ゲーム開発会社として3社目となるBoss Fight Entertainment買収を発表した。従業員数130名の小さなスタジオだ。すでに2021年9月にNight School Studio、2022年2月にはNext Games、そして3社目だ。Netflixは、既に契約の必要のないモバイルゲームなどを提供を開始している。今後クラウドゲームに本格参入すると思われる。クラウドゲームは、高速PCや専用ゲーム機が必要のないゲームサービスで、インターネットとコントローラーさえあれば遊べる。現時点では、Netflixのビジネスモデルはよくわからないが、多分Facebookなどと同じように無料と有料のサービスがあり、無料サービスでもアイテム課金などで収益を確保するのではないかと思われる。

ゲームのビジネスを旨味がある。ゲーム専用機を発売しているMicrosoftやソニーは莫大な金額をコンテンツ開発に投資している。それは当たれば大きいからだ。DeNAやミクシィなども、ゲームに進出して成功した。サイバーエージェントも「ウマ娘」の大ヒットで前年比68.6%の増収、連結売上高の前年比39.3%の増収を記録している。

正し、いわば千三つ商売だから、リスクも大きい。だから、Netflixも比較的小規模な開発会社を買収して、投資額を抑えている。買収した3社の買収額は発表しされていないが、コンテンツ投資に比べれば遥かに小さいだろう。2021年のコンテンツ投資額は2兆円を超えているから、ゲームへの投資は今のところ、桁が2も3も違っているだろう。

世界のゲーム市場は、Newzooによれば、2021年で1,800億ドル、20兆円を超える。一番大きいセグメントは、モバイルで、930億ドル、つまり半分を超えるシェアを持つ。ゲーム専用機は500億ドルで、残りはPCだ。多分、モバイルはもっと伸びて、さらにクラウドゲームのセグメントがこれから、成長を始めるということだろうか。

Netflixは、このセグメントで戦うのだろうか。モバイルにせよ、クラウドにせよ、Netflixには大きなアドバンテージがある。Netflixオリジナルのヒット作品のゲーム化は最初からファンを引き付ける可能性があり、数を出せばそのうち当たりのゲームが出現する可能性がある。

定額配信サービス各社は、スポーツコンテンツへの投資の姿勢を鮮明にしているが、Netflixはその方向には向かわないようだ。これが吉と出るか凶と出るか。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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