土曜日, 6月 25, 2022
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AirTag第二世代

AirTagの第二世代の話が記事になっていた。売れ行きが好調で、このままいくと第二世代が開発されているかもしれないと言う推測の記事だ。

AirTagが出たときにすぐ買った。理由は簡単で安いからだ。それで使ってみると、非常に簡単に接続されて、場所の検出が正確なので驚いた。過去に2度ほど似たような忘れ物防止のトラッキングデバイスを使ったことがある。自分で買ってわけではなく、もらったのだ。一つは、Tile で、ネットワークに接続しなかった。もう一つもあまり良い印象はない。どちらも使い勝手が悪く、使えなかった。

ところがAirTagは起動させた途端に、すぐに問題なく使えた。AppleのデバイスでAppleのスマホを使っているから当たり前と言えば当たり前だが、それまでの経験からは感動的だった。以来ずっと、カバンの中に入れた小物入れの小さなバックの中に入れて使っている。幸にも今までこれを探さなければいけなかった事はまだない。犬がまだ生きていれば、もう一つ買ったかも知れない。

Appleをフォローしているアナリストのツイートが情報源になった記事を読むと、AirTagは2021年に2,000万個、2022年に3,500万個販売されたと推定している。合計5,500万個と言うことだ。これだけ売れたと言う事は、今までにあった、Tileも含めたトラッキングデバイスを全て駆逐したと言う事になるのだろうか。そうならないのは、AirTagの第一世代は、Androidには対応していないから、Android向けの市場はまだ残っている。

そう考えると、Appleは、Android対応する第二世代が開発されると考えるのは自然だ。そうなると、本当に市場を独占してしまうかもしれない。

問題は、AirTagの優秀のために、悪用されることがあったことだ。日本ではまだそのようなことを聞かないが、車泥棒が高級車につけて盗む際に利用するとか、ストーカーが被害者をAirTag を使って追跡するとかの問題だ。これについては、自分の認識しないAirTag がそばにあると通知されるので安全性は高められている。しかし、簡単に使え、しかも安いので、悪事を働こうとする人にもぴったりな商品なのだろう。

アップルの「探す」の機能は、使われているApple製品のネットワークが相互に通信することによって機能している。だから数が増えれば増えるほどAppleの「探す」の機能は正確になる。このようなことができるのは、iPhoneやiPadが億の単位で使われているAppleしかできない。可能性があるのは、GoogleのAndroidのネットワークだけだ。だが、Googleがこの機能を使っているという話は聞かない。

メトカーフの法則では、使われているデバイスが増えるは増えるほど、そのネットワークの価値は高まる。だから、Appleのネットワークの価値は計り知れない。このために、独禁法を避けるために、このネットワークを第三者にも解放していると聞いたが、使っている事業者はいるのだろうか。これを使って行うビジネスは、どのような可能性があるのだろうか。AirTagが行っているような暗号技術によりプライバシーとの両立が難しそうだが、できないことでもなさそうだ。AirTagとは違う利用方法を考えて見るというのも面白そうだ。

AirTagの売れ行きも好調で、多少の問題はあるにせよ、利用者としては便利なものなので、第二世代が開発されると言うアナリストの分析も間違っていないのだろう。Appleの製品の中では、価格が安いものだから気軽に買えるが、普段持って歩くバック以外にAirTagをつけるものが見当たらないので今のところ追加で買う予定は無い。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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