金曜日, 1月 21, 2022
ホーム研究ウイズ・コロナ(With coronavirus)のスポーツ

ウイズ・コロナ(With coronavirus)のスポーツ

2020年のスポーツは、コロナ禍の影響で開幕が大幅に遅れた。ようやくサッカーとプロ野球は無観客の6月開幕から、7月に入って人数制限などの感染症対策を行なって観客を入れるようになった。人数制限は、サッカーが収容人数の50%か5,000人の少ない方、プロ野球は5,000人。大相撲も3月場所は無観客、5月場所は中止だったが、7月場所は収容人数の4分の1の観客なので2,500人で行われた。

問題はこれがいつまで続くかだ。同じような状況が来年まで続くと今年の10月に判断されれば、オリンピック・パラリンピックの開催の是非にも発展する。オリンピックの場合には世界全体の感染状況が考慮されるので、国内のスポーツとは視点が変わるので、今の世界の感染状況を考えると不透明だ。

オリンピックも同様だがスポーツの収益源は下記のようなものだ。

  • 入場料
  • スポンサー権利料
  • 放送権料
  • マーチャンダイジング・ロイヤリティ

スポーツやチームによって、この比率が変わってくるが、入場料収入が主要なスポーツ団体の収益源であることは変わらない。これが、制限されることになるとスポーツ団体の収支には大打撃だ。

コンサートなどはオンライン・ライブなどを行って収益の確保を行なって(単純な金儲けではなく、チャリティやファンサービスという目的もあるが)成句している。感染症の影響でコンサートが中止なる中、有料か無料か別にして多くのアーティストがオンラインライブを行なっている。

では、スポーツも入場料収入の落ち込みをカバーするためにオンライン観戦を販売という方法も考えられるが、これは放送権とも絡んで実現するのは難しそうだ。テレビ視聴とオンライン視聴はゼロサムゲームだから放送権を持っている方はなかなか許可はしない。

オーバー・ザ・トップ(OTT)で動画などが通常に見られる環境だから、スポーツでも可能だが、従来のテレビ放送の契約が邪魔をする。それにJリーグはすでにDAZNとOTTで契約済みだ。そうなると、放送権とは別の権利で試合を楽しめるような方法を開発して、その権利を切り出すということを考えなければいけないが、言うほど簡単なことではない。

コロナのワクチンが来年には実用化されるという話も出ているので、この入場料収入の制限が短期的なものか長期に渡るのかわからない。しかし、どちらにせよ、OTTの流れが来るので既存のテレビの放送との棲み分けの問題はコロナの制限があろうとなかろうとスポーツ団体が考えなければいけない問題だ。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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