火曜日, 1月 18, 2022
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台風10号が沖縄、九州を通過して強風が吹き停電も起こっているようだ。被害があまりないことを祈るのみだ。

今年の夏のテック業界最大の話題のTikTokの売却問題だが、こちらも強風が吹いている。

中国政府が輸出規制法を変更してTikTokのアメリカ企業への売却について待ったをかける可能性が出ている。まだ中国政府が、この法律を使いどのような命令を出すかわからない。

中国政府が何らかの動きに出た場合、売却は遅れるかあるいは売却が禁止される可能性もある。最近の米中の激しい争いや攻撃振りを見ていると何もないということはまずない。9月15日の期限が近づいているが状況は不透明だ。

関連してNYTにオラクルの記事が出てトランプ大統領との密接な関係が指摘されている。カリフォルニアのテック企業と言うと一般的に民主党支持でリベラルと言う雰囲気があるがオラクルはどうも違うらしい。オラクルのラリー・エリソン氏はトランプ大統領とも個人的にも近く、政権とも密接な関係があるようだ。トランプ大統領就任時の政権移行チームのメンバーになったり再選のための協力をしているようだ。今年も、新型コロナウイルス感染症の治療薬として抗マラリア剤ヒドロキシクロロキンの効能の情報収集や分析に関して、他のテック企業がリスクを考慮して政権に協力しなかったが、オラクルだけだ積極的だったということだ。

もちろんこれは他のテック企業と違いオラクルは大企業や政府に対するサービスや製品の販売を行っているので、一般の消費者を相手にしているような企業とは違う。仮にオラクルがトランプ大統領支持で、反トランプの一般から悪いイメージを持たれたとしても、ビジネスには何の関係もない。むしろ政府との関係を強化して新しいビジネスにつなげる可能性もある。

昨年アメリカ軍のJEDIと言うクラウドコンピューティングサービスをめぐってオラクル、アマゾン、Microsoftが争ったが、オラクルは早々に敗退して最終的にはMicrosoftに決まった。このサービスの契約金は1兆円を超えると言われ、巨大なビジネスだ。オラクルではこのような政府や大企業とのビジネスが中心になっている。

オラクルは、Facebook, Twiiter, Appleなどの一般向けのビジネスとは違う。だからこそTikTokの買収では消費者向けのサービスを行っているウォルマートのような企業との連携が必要だったのかもしれない.いずれにせよTikTokの9月15日までの売却と言うのは難しそうだ。

今朝は雨のために散歩せずに家で新聞を読んでいる。写真は昨夜の散歩。花屋は閉まっていた。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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