火曜日, 1月 18, 2022
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ティックトック買収からMicrosoft脱落

ブルンバーグのニュースによれば、ティックトックの買収はMicrosoftではなくオラクルに軍配が上がったようだ。

まだ正式な発表前だがティックトックの買収に関してMicrosoftは提案を却下されたとMicrosoftの内部の人が語ったという。

Microsoftはウォルマートと組んでティックトックを買収し1億人と言われるティックトックユーザのマーケットにアクセスしようとしていた。Microsoftにとっても、ウォルマートにとっても1億人の若いマーケットに対して、ティックトックの持つビデオ共有サービスを使って、商品販売を含む様々なビジネスが可能になるメリットは大きかった。

金額が発表されていないのだが、ティックトックの親会社のバイトダンスはオラクルの提案の方を検討しているようだ。

オラクルの提案は完全な買収と言うより企業のガバナンスの変更を中心とする仕組みになっている。オラクル の資本参加により、ティックトックがアメリカに本社を持ち、中国本社とは別の取締役会にコントロールされる仕組みで、元々、ティックトックが検討していたオリジナルの仕組みに近いと思われる。ただ、この形のが買収と呼べて、トランプ政権が認めるかどうかと言う問題がある。また、中国政府の最新の輸出規制法をパスするかという制限もある。

オラクルの提案は、ティックトックとオラクル の双方の株主であるセコイア・キャピタルの協力を得ている。オラクルがどの程度の株主になるのかは不明だ。買収によってオラクルは完全なオーナーになると言うよりも主要株主になり、技術面とクラウドサービスを提供するような形のパートナーシップになると思われる。バイトダンスにとってはその方が完全な買収より望ましいと考えているのだろう。

オラクルは、基本的にはB2Bの会社だから、ティックトックの買収によりB2Cマーケットへの参入の機会が与えられる。さらにティックトックは大量の映像データを扱うので、現在のところアマゾンやGoogleのクラウドサービスを使っている。これがオラクルのサービスに切り替えられるとしたらメリットも大きい。

9月15日のデッドラインまでもう時間がない。現時点では確認されていないニュースだが、少なくともMicrosoftが脱落というのは確かなところだろう。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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