火曜日, 6月 28, 2022
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スマホの安全性

この夏にずっとフォローしているTikTokの問題はまだはっきりしないままだ。

2週間前にトランプ大統領は、基本的な考えとしてTikTok Globalの設立とそこへのオラクル・ワールマートの出資という方向性を承認した。

しかし、詳細については未だ調整中だ。そこへトランプ大統領のコロナウィルス感染である。今日のニュースでは酸素吸入が始まっていると言うことなので症状は軽くないのかもしれない。

それにTikTokの問題だけではなく、連邦最高裁の判事の任命や選挙戦もあり、トランプ大統領や政権にとってもTikTokの重要性は現時点ではそう高くない。

ホワイトハウスの中で感染者が急増している状況では画像シェアアプリの国家安全保障のリスクについて考えている余裕はないだろう。

トランプ大統領が基本的に承認したオラクルを中心とする企業がTikTok Globalに20%出資して、取締役会の半数がアメリカ人になる。中国政府がTikTokのデータにアクセスしない。50億ドルの教育基金といったようなことの詳細について何ら公的機関の承認ができていない。

特に特に中国人の新会社への出資は80%となっており、中国企業あるいは中国人の一切の出資を認めないと言う当初の方針からは大きな乖離がある。トランプ大統領とオラクルのラリー・エリソン氏の関係で、これを大統領が押し切ると言うようなシナリオもあるが、先にも書いたようにコロナウィルス感染、連邦判事、選挙戦といったこの状況下でそういうリーダーシップを発揮するのは難しいだろう。

このTikTokのデータのセキュリティーの問題から考えると、私たちもスマホのアプリでどういうプライバシーのセッティングをしているのか、何をどのアプリに許可しているのかチェックして設定を見直した方が良いと思う。

基本的な個人情報や位置情報などの許可・設定情報を確認して、不要と判断するものは許可を取り消した方が良い。

例えばカメラに位置情報を許可しているのは、後で位置情報をもとに写真を整理すると言うようなことをする場合には必要だが、写真を撮ると言う事だけでは位置情報は不要だ。携帯電話をなくした時に、その携帯がどこにあるかを確認するためのアプリがあるが、これなどは位置情報が常に必要だ。また、地図のアプリであれば、位置情報がなければ周辺の地図が表示されないので位置情報へのアクセスは必要だが、これも常にアクセスがあると言うことではなく、アプリを使う時だけ許可をすると言うようなセッティングもできる。

私たちはスマホを使って買い物をしたり、銀行口座へのアクセスをしたり、クレジットカードを使っているわけだが、こういうもののセキュリティーについてももっと調べて知識を得る必要がある。

最近のドコモ口座の問題でわかったのは、多くの銀行や企業が完全なセキュリティー対策を行えていると言うような事は幻想だと言うことだ。つまり自分のデータは自分で守ると言う意識は持つべきだ。スマホで何でもできてしまうのは便利なのだが、セキュリティーのリスクを考えて本当に重要なものについては、使わないと言う判断も必要になってきている。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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