月曜日, 8月 8, 2022
ホームスポーツUEFA CL はアメリカで20億ドル以上

UEFA CL はアメリカで20億ドル以上

ヨーロッパ各国では、UEFAチャンピオンズリーグの放送権が決まりつつある。同様にアメリカでも入札が始まっているようだ。報道によれば次の期の入札は6年契約で、見込みでは総額で20億ドルを超えると言う。日本国内のJリーグの放送権料は12年契約で2,239億円だから、昔はサッカー不毛の地と言われたアメリカもサッカーの人気が上昇していると言うことが言える。入札の締め切りは8月15日だそうだ。

公表はされていないが、関係者によれば、入札に参加しているのはComcast Corp.傘下のNBC、Walt Disney Co. 傘下のESPN, Paramount Global傘下の CBS, Amazon.com Inc.、Apple Inc.、Fox Corp.、Warner Bros. Discovery Inc.,、Univision、 DAZNだ。主要な放送、配信サービス会社は全てだ。

Paramountとスペイン語放送のUnivisionが放送権を現在は持っている。両者合わせて支払い額は年間1億4500万ドルで、Paramountの方が支払い額が多いようだ。この金額は現在見込まれている入札額の半額に過ぎない。これが倍増する理由はその視聴率だ。5月に行われたレアル・マドリード対リバプールの試合は、Paramount +で280万人の視聴者を集めたと言う。これは英語放送でのサッカー視聴者数としては史上最高だった。

このような人気の高まりから、UEFAチャンピオンズリーグの放送権の入札競争になっているものと思われる

UEFAのほうも、メディア向けにチャンピオンズリーグのフォーマットを変えている。まずチーム数は32から36に増え、1月にも試合が追加される。これにより、サービス加入者が試合のない月に契約をキャンセルすることがなくなる。さらに試合の時間を調整して、試合時間が重ならなくなるようする。そのためレアルマドリードやマンチェスターユナイテッド、バルセロナのような人気チームの試合が重なって見られないと言うことが少なくなる。さらに従来は契約の条件となっていた地上波での放送試合数の緩和して、配信サービスで多くの試合が配信できるようになると言う。

1994年にサッカーの人気がないと言われたアメリカで、FIFAはワールドカップを開催した。しかしサッカーの人気のある国からの移民が多いこともあり大会は大きな盛り上がりを見せた。その後MLSが開幕してサッカーの試合が常時行われるようになると、徐々に人気が出てきた。しかもその後、数千万人の単位で移民も増えているために、サッカーファンの数も当時とは比べ物にならないと思われる。だからこそ、動画配信サービス各社は、サッカー・コンテンツの中でも、最高のものとして高い金額で入札するのであろう。

Shogohttps://leicaleica.jp
大学教授 研究テーマは、メディア、マーケティング、サブカル。趣味は、写真、海外テレビドラマ、ミステリ、写真。流行っていないもの限定の嗅覚で生きています。
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